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投稿日

2018 02 09

婦人科チームよりお知らせ【腹圧性尿失禁でお悩みの女性の皆さまへ】

こんにちは。HITO病院 婦人科の医療クラーク 渡部です。
今回は、女性の多くが抱える問題、人に言いにくい「尿失禁」の治療についてのご案内です。

尿失禁とは、自分の意思に関わらずおしっこがもれてしまう病気です。尿失禁は、その症状や原因によって色々な種類があります。
今回は、お腹に力を入れたときにおしっこがもれてしまう「腹圧性尿失禁」について取り上げます。
腹圧性尿失禁は、骨盤底筋という“お腹の中にある臓器を支える筋肉”が衰えることによって起こります。特に女性は男性に比べて骨盤底筋が広く、出産などのイベントを通して骨盤底筋を傷めていることが多いため、腹圧性尿失禁を患っている方が多くいらっしゃいます。
治療は、弱った骨盤底筋を鍛える体操(排泄の途中に尿や便を切るような、股に力を入れたり緩めたりする体操)を勧める他に、次のような外科手術も行います。
尿失禁の原因となっている弱くなった骨盤底筋を、医療材料のメッシュで代替する手術です。通常下半身麻酔で行い、お腹を切らない、患者さまへの負担が少ない治療法です。
入院の期間は全体で5日程度です。退院後は、重いものは持たないようにする等、極力腹圧がかからないよう気をつける必要があります。 当院では婦人科と泌尿器科が連携して手術治療を行うため、より専門性の高い治療が可能となります。患者さまの症状やご希望によっては、他の治療方法もご提案いたします。

尿失禁は、人に相談するのがはばかられ、長年一人で悩まれる方が多いですが、とても生活に支障を来す疾患です。いつもトイレのことが気になってしまう、気軽に外出できない、といった不安は、患者さまの生活の質の低下にもつながってしまいます。
しかし、きちんと治療すれば、おしっこのことを気にしない元の生活に戻ることができます!
お悩みの方は是非一度、HITO病院 婦人科、もしくは泌尿器科へご連絡ください。

婦人科のWebサイトでは、メールでの相談も受け付けております。是非ご活用ください。
→尿失禁について詳しくはこちら) (→お問い合わせはこちら