関節専門外来

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関節専門外来

関節専門外来では、変形性関節症を中心に関節の損傷・変性に対して専門の医師による診察・治療を行っております。

主な疾患

    • 膝関節
      変形性膝関節症、大腿骨内顆骨壊死、半月板損傷、タナ障害
    • 股関節
      変形性股関節症、臼蓋形成不全、大腿骨頭壊死症、FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)、大腿骨頭すべり症、ペルテス病
    • 肩関節
      肩腱板断裂、変形性肩関節症

     上記以外の関節の疾患に対しても診療を行っております。

変形性関節症

変形性関節症とは

  • 変形性関節症とは、関節の可動する部分にある軟骨が擦り減ることで滑らかに動かなくなり、関節が摩擦を起こして炎症を起こし、痛みが出たり、水が溜ったりする疾患のことです。最初のうちは立ち上がったときや動き始めに痛みを感じるだけなので放置されることが多いですが、症状が進行すると階段の昇り降りがしにくくなるなど、日常生活に支障が出てくることもあり、痛みが強くなる場合には治療の対象となります。変形性関節症が特に起こりやすいのは、膝関節、股関節などですが、肩や手、足などの関節にも変形性関節症が起こります。

変形性関節症の治療

    現在のところ、変形性関節症は関節を元通りにする根本的な治療はありませんが、症状の緩和や改善を目指すために治療を行います。


    • 関節内注射(肩関節・膝関節)
      関節内にヒアルロン酸などを注射することで関節の炎症を抑え、痛みを改善します。

    • 薬物療法
      炎症を抑えたり痛みを和らげるのに内服薬や湿布などの外用薬を使用します。

    • 運動療法
      関節の状態にあった適度な運動や足腰のストレッチを行い関節の動く範囲を広げたり、弱くなっている関節周囲の筋力のトレーニングを行います。また、自宅での自主トレーニング方法のアドバイスを受け、状態を確認しながら日常トレーニングを行う事も大切です。

    • 装具療法
      サポーターや支持装具(一本杖、松葉杖、歩行器など)は、痛みを伴う動作から関節を保護し負担を軽減します。

    • 再生医療(APS療法)
      APS療法とは、患者さんの血液から特殊な技術を用いてPRPまたは、APSを抽出し、痛みのある部位(関節など)に注射する治療法のことです。含まれる成長因子が注射した部分の炎症を強く抑えることで、痛みを軽減する効果が期待できます。当院では2021年度よりAPS療法を行っております。


    • 手術療法
      保存的加療を行っても症状が改善されない場合は、手術をお勧めすることもあります。

    • 骨切り術
      関節近くの骨を切り、関節の向きや角度を矯正することで、傷んでいる部分への負担を軽減する手術です。比較的若年で重労働やスポーツをする中程度の変形性関節症の患者さんに対して行われます。

    • 人工関節置換術
      変形した関節の表面を取り除いて人工関節に置き換える手術で、重度の変形性関節症に対して行われます。関節全体を人工関節に置き換える方法と、関節の一部だけを置き換える方法があります。当院では人工関節センターを開設し、股関節と膝関節を中心に人工関節置換術を行っており、肩関節も症例は少ないですが、愛媛大学医学部附属病院と連携し行っております。

     上記以外の関節の疾患に対しても診療を行っております。

関節専門外来

 
午前
08:30~12:00
間島 直彦

関節専門外来は予約制です。
ご予約・お問い合わせは「サポートセンター」へ

お電話での
お問い合わせ
0570-035320
FAXでの
お問い合わせ
0896-58-5350

スタッフ紹介


整形外科 部長
間島直彦
ましま なおひこ
整形外科 部長
愛媛大学大学院医学系研究科 地域医療再生学講座
地域サテライトセンター 教授
間島直彦
ましま なおひこ
卒業年次
昭和62年卒
専門分野
関節外科、人工関節、スポーツ整形、四肢・関節外傷学、骨関節感染症、四肢の変形矯正・延長
学会認定・所属学会
日本整形外科学会認定医
日本骨粗鬆症学会認定医
日本体育協会公認スポーツドクター
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