糖尿病センター
(院内標榜)

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糖尿病センター(院内標榜)

当院の内科は、消化器内科、糖尿病内科、循環器内科の3つの役割に分かれており、互いに連携し積極的に協力しつつ、 各種疾患に対応した診療をそれぞれの専門分野に特化した治療を行っています。

糖尿病センター長より

糖尿病センター開設にあたって

四国中央市における糖尿病患者の数は約2,000名と推測され、予備軍を含めると5,000名以上に上り、この数は今後も増えていくことが予想されます。HITO病院では、平成21年度愛媛県作成の宇摩圏域地域医療再生計画に於いて、当院の役割として糖尿病センター設置運営が掲げられたことに基づき、 開院当初より糖尿病専門医を中心に、療養指導の資格を持つ看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・検査技師からなる糖尿病チームによる多職種での活動を日々行っております。

糖尿病センター長 糖尿病内科部長 扇喜  真紀
実績 R2
年度
R3
年度
R4
年度
糖尿病療養指導士によるフットケア外来 35件 23件 22件
糖尿病教育入院 30人 37人 55人

チーム医療とは

多職種のスタッフが患者さんの病状に応じてチームを組み、それぞれの専門分野での経験や知識を集約することにより、患者さん一人ひとりにあわせた総合的な医療を提供いたします。
HITO病院では糖尿病療養スタッフとして、糖尿病担当医2名(うち、糖尿病専門医1名)、看護師7名、管理栄養士3名薬剤師2名、理学療法士4名、 臨床検査技師1名、医療ソーシャルワーカー2名が診療に携わっています。
そのうち、12名が糖尿病療養指導士の資格を有しています。

患者さん

医師

糖尿病と向き合いながら
療養生活を送るため、
医師と糖尿病療養指導士
が連携し、治療・相談・
指導を行います。

看護師

糖尿病と向き合いながら
療養生活を送るため、
医師と糖尿病療養指導士
が連携し、治療・相談・
指導を行います。

管理栄養士

患者さんのライフスタイルに
あった食事療法が無理なく
実践できるようサポート
します。

理学療養士

患者さんの生活習慣に
合った運動を提示し、
血糖値コントロールと
合併症予防を支援
します。

臨床検査技師

糖尿病合併症である
動脈硬化を中心とした
疾患などを、専用の装置を
使用して経時的に
検査します。

薬剤師

調剤薬局と連携し、
患者さんの治療状況に
応じてお薬に関する
助言を行います。

かかりつけ医との連携による診療体制

「糖尿病センター」では、かかりつけ医の先生方や、地域の医療機関と連携した診療体制をとることによって、より専門的な治療を必要とする患者さんに、 最適な治療を受けていただくことが可能になります。当院では、インシュリン導入や血糖コントロール等についての指導の他、糖尿病療養指導士を含めた多職種チームにより、薬物治療や食事療法、 運動療法など様々な角度から療養指導を行います。この他、糖尿病教育入院も行なっており、患者さんの病状や生活スタイルにあわせた治療を提示いたします。「糖尿病センター」での治療を終えた後は、これまでどおりかかりつけの医療機関にて継続して診察を受けていただくようになります。

かかりつけ医
↓
糖尿病センター(専門医)
↓
かかりつけ医
  • 糖尿病状態の評価
  • 合併症の評価
  • 治療方針の決定

糖尿病についてよく知る

4疾病であり、現代病と言われている糖尿病ですが、年齢問わず誰でもかかってしまう可能性のある大変危険な病気です。まずは糖尿病についてよく知ることからはじめましょう。後々予防につながる第一歩となります。

怖い合併症を予防する

糖尿病になってしまった人が気をつけなければいけないのは「合併症」です。特に、3大合併症と呼ばれる網膜症・腎症・神経障害は、患ってしまうとQOL(生活の質)が著しく低下する、恐ろしい合併症です。厚生労働省はこれらの合併症の中でも、医療経済的にも大きな負担がかかる「糖尿病性腎症」について、平成27年に「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を策定し、糖尿病によって透析が必要になる患者の減少に努めています。

糖尿病センターの取り組み

このような施策を受け当院の糖尿病センターでは、糖尿病性腎症の患者さんを対象に、多職種で連携して、血糖コントロールに加え減塩や血圧の正常化を図る指導・取り組みを行ってきました。



  • 塩分チェックシートの導入

患者さん自身で塩分の節制状況を評価してもらうと同時に、塩分が多い食べ物についての知識を高めてもらいます。

  • 推定塩分摂取量検査(早朝尿検査)
  • 塩分味覚検査の実施

試験紙を舌に乗せ検査します。塩分を感じる味覚が衰えていないか確認します。

  • 減塩レシピ配布

    食生活、本当に大丈夫ですか?

    取り組みの結果、興味深い結果が得られました。当院の統計では、チェックシートによる自己評価で「減塩出来ている」と感じている人が76%に上るのに対し、実際の推定塩分摂取量で1日の推奨摂取量の6g以下を達成できている人は全体のわずか3%でした。このように、すでに糖尿病になり減塩を心がけているつもりの人でも、実際に目標値を達成することは難しいという実態があります。健康で制限なしの食生活を送っている人は、塩分はもちろん糖質等についても基準値を大幅に超える量の塩分を摂取している可能性があり、いつ糖尿病になってもおかしくありません。糖尿病と闘っている方は腎症予防のために、また健康な方は糖尿病にならないために、油断せず次のような事に気をつけた生活を心がけてみてください。

      糖尿病を防ぐ生活習慣

      • 糖尿病を防ぐ食事をする

      野菜は1日に350g以上とりましょう。かぼちゃやトウモロコシは炭水化物のため、糖質過多にならないよう注意が必要です。ビタミンやミネラルが豊富な野菜として海藻やきのこ類がオススメです。食事は3食きちんと、まずは野菜から、時間をかけて食べましょう(図1、2)。素材の味を生かした薄味調理を心がけましょう。調味料は直接料理にかけず、小皿にとってつけましょう。

      • 飲酒量は適度に、休肝日をつくる
      • 食後の運動を習慣化する

      ウォーキング(急ぎ足) 20分/80kcal消費
      掃除機をかける 40分/80kcal消費

      • 体重を適正にコントロール
      • タバコを吸わない
      • 間食をしない、寝る前3時間は食べない

糖尿病教育入院について

「生活習慣病の代表である糖尿病は、その発症や悪化に、食事や運動習慣、日常生活、仕事などの生活習慣が深く関係しています。
糖尿病と上手につき合うためには、生活全般を見直し、改善すべき点を見つけ、それらを良い方向に変えていくことが必要不可欠となります。
当院の「糖尿病教育入院」では、患者さんの病状や生活習慣にあわせて次の様な療養指導を行なっております。

  • 食事療法・運動療法・薬物治療による血糖コントロール
  • 合併症の状態の評価、病状に応じた治療
  • 糖尿病治療に必要な知識や方法を学び、退院後の糖尿病の療養方法を身につける

※入院期間は1~2週間を基本としていますが、難しい場合は、2~3日の短期入院も行なっております。

予約・受診の流れ

糖尿病センターは、予約制となっており、予約は「サポートセンター」にて受付けております。
「糖尿病センターの受診予約」とお伝えください。

お電話での
お問い合わせ
0570-035320
FAXでの
お問い合わせ
0896-58-5350

ご紹介のとき

医療機関
の先生
施設
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看護
ご紹介
サポートセンター 予約受付
受診

外来診療のとき

患者さん
受診予約
サポートセンター 予約受付
受診

糖尿病専門外来のご案内

糖尿病を発症した際、気をつけなければならないのが合併症です。
糖尿病の合併症には、目の病気(糖尿病性網膜症)や腎臓の病気(糖尿病性腎症)、手足のしびれなど末梢神経の病気(糖尿病性神経障害)など、 他にも様々な症状があります。HITO病院では、かかりつけ医療機関で糖尿病の療養をされている患者さんに、当院での検査を定期的に受けていただくことで、合併症の早期発見を目指しております。

※かかりつけ医療機関にて通院中の、糖尿病歴が5年以上の患者さんに限ります。
※かかりつけ医療機関からの紹介状が必要です

診療内容

1日目:
診察、検尿、採血、ポリグラフ、頚動脈エコー、心エコー、心電図、ダブルマスター、
頭部MRI、冠動脈CT等(軽食:栄養指導)
2日目:
腹部精査(CT、エコー、胃カメラ)希望時。(2日目は、精査が必要な方の、追加検査になります。)
3日目:
診察、栄養指導、透析予防指導、フットケア(昼食:栄養指導)リハビリ指導(2~3週間後のご予約になります)

※内容・日数は患者さんの病状などにより変わる可能性があります。

糖尿病専門外来   診療時間

 
午前
午後
扇喜 真紀
9:00~11:30
五十野 桃子
14:00~16:00
扇喜 真紀
9:30~11:30
扇喜 真紀
14:00~16:00
森 俊輔(第4)
14:00~16:00