緩和ケア内科

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緩和ケアとは

がんなどの重い病にかかったとき、治療中、または治療が終了したときなど、いつでも緩和ケアを受けることができます。

HITO病院の緩和ケア

HITO病院では、あなたの望む「暮らし方」に合わせて、いきることを支えます。

+01:からだのケア


むくみ、吐き気、痛み、倦怠感などの体のつらさに対しては、医師・看護師・薬剤師が連携して、医療用麻薬やその他の薬・方法で、痛みや苦しい症状を緩和します。適切な緩和治療によって、QOLを維持した予後が延長することが証明されている治療です。些細なことでもご相談ください。

+02:食事・お口のケア


病状や飲み込みの状態に合わせながら、できるだけ食べたいものを食べられるように、担当の管理栄養士がサポートします。
また、歯科衛生士がお口の中を清潔に保ち、おいしく食べれるように口腔ケアも行っていきます。

+03:リハビリ


緩和ケア病棟に入院されている方にも状態に合わせたリハビリテーションを行うことができます。ご本人の要望を尊重しながら、身体的、精神的、社会的にも生活の質を高く保てるよう、在宅復帰を見据えたサポートをいたします。また体を動かすことはリフレッシュにもなります。

+04:心のケア


不安や悲しみなどの心のつらさも大きな負担になります。臨床心理士や医師、看護師がサポートいたしますので、いつでも思いを打ち明けてください。
もちろん、ご本人だけでなくご家族のお話にもしっかりと耳を傾けます。

+05:生活のケア

ご家族が毎日の介護から少し離れてリフレッシュしたいとき、また遠方への外出予定がありご自宅でのお世話ができないときなどに、短期で緩和ケア病棟を利用することを「レスパイト」といいます。
1泊2日の利用も可能ですので、ぜひご利用ください。



サポーティブケアチーム

入院中や通院中で、がんやその他の重い病をわずらっておられる患者さんが対象です。
HITO病院には、医師、看護師、薬剤師、心理師、管理栄養士、歯科衛生士、ソーシャルワーカー、クラークなどの多職種からなるチームがあります。からだやこころのつらさ、食事のこと、経済的な問題、家での生活が心配など、様々な悩みについてサポートいたします。

癒しのケア・こころのケア外来

より良い状態で治療を進め、療養生活を送るために

がんであると告げられたら、気持ちが動揺する方が大半だと思います。不安定な感情をそのままにしておくと、強いストレス状態に陥り、治療や療養に様々な問題が生じてきます。どのような治療であっても、より良い状態で進めて行く上では、少しでも感情が安定していることが大切です。そして療養生活においても、日常のストレスを効果的に対処し、心の調子を整えていることも同じように大切な事柄です。
この外来では、ゆったりと過ごしていただけるように1時間の枠をおとりしています。お茶でも飲みながら縁側でおしゃべりしているような時間になりましたら幸いです。ほんの少しでも、心の調子が安定し、その人らしく歩んで行けますように。

担当医はくまさん

担当は「くまさん」の愛称で知られている田村祐樹医師です。「くまさんのほっこり外来」に、お立ち寄りいただくイメージです。
【好きなこと】料理をする/温泉につかる/旅をする
【ひとこと】一人の医師として、一人のひととして、なにか1つでもお役に立てましたら幸いです。

どのような時間にお使いいただいても大丈夫

この外来では、1時間という枠組みをどのようにお使いいただいても大丈夫です。

  • がんについて
  • がんの治療について
  • 食事や運動について
  • 生活面について
  • 趣味や関心事について
  • 家族や友人について
  • ご自身のことについて
  • これまでの人生について
  • これからの過ごし方について
  • 補完代替療法について
  • 知識や知恵の活用について
  • 癒しの道への個性について
  • サイモントン療法について

サイモントン療法とは

米国の放射線腫瘍医で心理社会腫瘍医であるカール・サイモントン博士により開発された、がんの患者さんとそのご家族やパートナーのためのヒーリングプログラムです。
喜びや充足感、心地よさをもたらすものをリストアップする「喜び・生きがいのワーク」や、不健全思考を健全思考に帰る「ビリーフワーク」、自己治癒力を高める「イメージ療法」、関係性を改善・健全化する「サポートとコミュニケーション」などのトピックについて、レクチャー、グループワーク、瞑想法を組み合わせたプログラムを進めながらセルフケアやストレスマネジメントの力をつちかっていきます。

カウンセリングの理念

  • 人生や日常の質(QOL)を高めること
  • これからの経過に違いをつくること
  • 死の恐怖を和らげ、死の質を高めること

病気を治すために人生があるのではなく、病気があろうがなかろうが、がんがあろうがなかろうが、死なないように生きるのではなく、死ぬまでどう生きるを探求することが大切です。健やかに豊かに、自分らしい充足感・幸福感を体験するために自分にとって何が良いのかに取り組んでいくプログラムです。

診療日と料金について

毎週月曜日午後(時間は要相談)※受診には予約が必要です。
50分:8,000円  延長:4,000円/30分

緩和ケア病棟

緩和ケア病棟について

  • すべてのがん患者さまが対象です。
  • ご本人が告知を受けていなくても利用可能です。
  • がんに対する積極的な治療は行いません。
  • 心臓マッサージや人工呼吸などの延命治療は行いません。
  • 経過観察のための検査等は行いません。
  • 病床数は13床で、全室個室です。
  • 大切なペットもお見舞いができます。
  • 季節に応じてさまざまなイベントを開催しております。
  • 他院で通院治療中でも利用することができます。

入院について

緩和ケア病棟では、患者さまやご家族のご希望や自己決定を尊重し、充分話し合いながら方針を進めていきます。
入院までの具体的な流れは、下図をご参照ください。また、病棟見学はいつでもお待ちしております。入院をご検討される際には、あらかじめご連絡いただいた上で、ぜひお越しください。実際に病棟を見ていただき、不安なことや疑問点は何でもご相談ください。


お電話でのお問い合わせ
0570-035320

バーチャル見学

当院では、新型コロナウイルス感染症対策として、360°院内を見渡せるバーチャル見学を開始しました。
お手元のパソコンやスマートフォンで簡単に院内の構造や雰囲気を確認することができます。是非、画像をクリックして御覧ください。

写真で見る緩和ケア病棟

緩和ケア病棟の理念

  • 私達は、生命を脅かす疾患に直面する患者さまとそのご家族に対し、人を重視した個別的な医療・看護サービスを提供いたします。
  • 心身を悩ます不快な症状が緩和され、患者さま・ご家族のQOL(生活の質)が少しでも改善し、その人らしく大切な時間を過ごすことができるように、全人的に関わり、支援いたします。
  • 私達は、患者さまとご家族の希望を最優先に考えるとともに、安全で安楽な医療・看護サービスが提供できるように努めます。
  • 愛する人を失う悲しみや、その他の心身の反応は自然なことと考え、ケアを始めたときからお別れをした後まで、ご家族のケアを行います。
  • 私達は、緩和ケアチームの一員として役割を果たすために、様々な専門職やボランティアとの連携を図り、有機的なチーム作りに努め、互いに協力してケアを提供いたします。

石川ヘルスケアグループ(IHG)および地域との連携

石川ヘルスケアグループ(IHG)とは、社会医療法人石川記念会、医療法人健康会、社会福祉法人愛美会の3つの法人の総称で、医療系事業所2か所、訪問系事業所5か所、通所系事業所7か所、施設系事業所6か所を擁しています。緩和ケア病棟を退院された後も、グループ内で連携しながらサポートできる体制を整えています。
また、地域の医療機関や訪問系事業所、介護保険事業所とも連携しております。かかりつけ医やお知り合いのケアマネージャーがいらっしゃる場合は、遠慮なくスタッフまでお知らせください。

愛媛県公式がん情報サイト がんサポートサイトえひめ

緩和ケア内科診療担当表

緩和ケア内科

午前/午後 緩和ケア外来については、お問い合わせください。
【本人・ご家族の方】サポートセンター TEL:0570-035320 FAX:0896-58-5350
【他院からのご紹介の方】地域医療介護連携 TEL:0896-29-5704 FAX:0896-58-5350

スタッフ紹介

緩和ケア内科 部長
大坂
おおさか いわお
緩和ケア内科 部長
大坂
おおさか いわお
卒業年次
平成7年卒
専門分野
緩和医療
学会認定・所属学会
日本緩和医療学会
日本がんサポーティブケア学会
日本サイコオンコロジー学会
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緩和ケア内科 医師
田村祐樹
たむら ひろき
緩和ケア内科 非常勤
田村祐樹
たむら ひろき
卒業年次
昭和63年
専門分野
緩和ケア、在宅ケア、食道外科
学会認定・所属学会
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