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一般に診療放射線技師の業務といえば放射線を用い検査・治療を行うことと思われがちですが、放射線にかかわる様々な管理(画像管理、機器管理、施設管理、被ばく管理 等々)を行い、患者さま、職員、そして周辺地域の方々の安全を確保するという重要な役割もあります。
免許を得た、ということは放射線を用いての検査・治療業務はもちろん、管理活動を行える基礎が整ったということで、入職してから実践、研鑽を積み「真の診療放射線技師」となります。
当放射線科では、新入職者には新人教育カリキュラムにより医療人として持つべき教養指導、検査の基礎から実践研修、そしてモダリティ毎に熟達した技師による実践修練を行います。また、当直などの一人勤務の際に対応困難、対処法不明の事態が発生しても、他の診療放射線技師がサポートする見守り体制が整っており不安なく業務につくことができます。院内、部署内共に研修、学会参加・報告、資格取得などのサポート体制が整っており、自己研鑽を目指すには最適な環境です。
院内では、新入職員に限らず全職員を対象とした研修会、勉強会が開催されており、これらに参加し医療人としての知識や教養をつけることが可能です。さらに、レクレーション、クラブ活動、地域住民の方とのふれあい行事等多彩で、業務外でも日々活気にあふれた生活を送ることができます。
新病院となり放射線部でも装置類はほぼ全てを一新、検査方法、業務内容も大きく変化しました。そして今“放射線部”は、より高い「思い遣り」「技術力」を持った集団となり、より「高質」な部門を構築し、患者さまにはもちろん地域医療に貢献することを目指しています。
放射線部は常勤放射線医師1名、診療放射線技師11名、事務職員1名で業務を行っており、患者さまが安心して受診・検査ができるような環境整備を図り、サービス向上に努めています。 休日・全夜間救急診療の放射線検査受け入れに対応はもちろん、地域の医療機関とも連携し、依頼検査にも対応しております。
2管球デュアルエナジーCT装置を用いて、冠動脈CT・CTアンギオ・パフュージョンCTなどを含む種種のCT検査を行っています。
【平成28年度実績】
検査件数11,099件(造影検査1038件・冠動脈CTA198件)
128×2列CT装置
SOMATOM Difinition Flash
3TMRI装置を用いて、頭部・脊椎領域を主とし、TractGraphy・F-MRI・MRS・心筋Cine/LGEなどを含む種々のMRI検査を行っています。
【平成28年度実績】
検査件数4,501件(造影検査230件・心筋Cine/LGE2件)
TractGraphy14件、F-MRI2件、MRS8件
3T-MRI装置
MAGNETOM VERIO
バイプレーンDSA装置を用いて、脳外科・循環器科・放射線科で検査を行っています。
【平成28年度実績】
検査件数331件(IVR112件)
血管撮影装置
Artis Zee biplane
術中イメージや術後ポータブル撮影を行っています。 その他に手術の補助として3Dプリンタを用いたモデリングや術中ナビゲーション用のデータ作成なども行っています。
3Dプリンタ模型作製の様子
ワークステーション(Vincent)を用いてCT・MRI・血管撮影の画像処理を行っています。症例に応じた多種多様な画像作成を精力的に行っています。
作成した3D模型
健診バスでの胸部撮影を行っています。
【平成28年度実績】
健診バス出動回数165回
画像作成の様子
その他に、一般撮影・マンモグラフィ・透視装置・骨塩定量検査・病棟ポータブル撮影なども行っています。
【平成28年度実績】
MMG567件、骨塩定量検査869件
新規採用者への教育は、病院スタッフとして・放射線技師として必要な知識・技術を、ステップ形式で教育。1月ごとの評価シートを用いた評価で知識・技術の習得漏れのないように対応しています。1年目では基本的な業務を行える事を目標に、2年目・3年目では個人の意思・傾向に合わせたプログラムを作成し、より専門的な事を実践していきます。
また資格取得に必要な知識の積み重ねを部署全体で行っており、何かの資格にチャレンジする際のサポート体制も整っております。色んな資格に積極的にチャレンジする先輩職員と共に、自己研鑽に励み資格取得へチャレンジしていきましょう。
私は整形外科の個人病院に6年間勤めたあと、HITO病院開院のタイミングで入職しました。整形外科領域でしか働いたことがなかったことや、技師になってから認定資格を取得していなかったこともあり勤まるだろうかと不安でした。
しかし、入職してみると各モダリティ装置は新調され、先輩技師も1からのスタート。今思えば新たに入職した私にとって幸いだったかもしれません。頼りになる先輩と共に新たな装置を覚え、知識が足りずわからないところは新人に教えるように丁寧な指導が受けられました。その結果、今では新人技師にも多少は指導ができる知識・技術が習得できたと思っています。
当院では、認定資格や関連資格を取得するなど個人の研鑽に関するサポート体制が充実しており、放射線部スタッフの理解もあり、取得に向けた勉強にも十分取り組むことができます。また、受験のための休暇取得も配慮され、試験日には励ましの声援で出かけることができました。
今までなにも取得していなかった私でしたが、HITO病院に入職して医療情報技師、CT認定技師の資格を取得できました。これからも診療はもちろん、資格取得に頑張りたいと思っています。
“やれば応えてくれる!”・・・ やりがいを感じる日々です。
私は新卒でHITO病院に入職しました。私がHITO病院を選んだのは実家の近くに新設の病院があるという事からホームページを見た事がきっかけでした。
入職当時は不安や緊張もありましたが、放射線科の良い雰囲気のおかげで、すぐに慣れることができました。また、先輩方はすごく優しく、尊敬できる技師ばかりで、かなり恵まれた環境で働けていることを日々実感しています。
技師の仕事内容は一般撮影、CT、MRI、血管撮影、などいろいろありますが、「1年目はひたすら一般撮影だけ!」というわけではありません。各モダリティを育成プログラムに沿ってステップを踏んで覚えていきます。そして、9月の時点で基礎的な撮影方法を習得し、当直業務も開始できます。
私もこのプログラムを受けたおかげで、今では放射線部のユーティリティプレイヤーであると自負しています。しかし、まだまだ知識や技術が浅いので、学ぶことが絶えません。今は特定の装置で専門知識を深め、優秀な先輩方に追いつき追い越すことが目標です。
眺望の良い11Fレストランでは職員割引価格(410円)でランチ休憩ができます。仕事の合間に一息つける場として、また他職種のコミュニケーションの場としても頑張る皆さんの強い味方となるでしょう。バランスのとれたメニューで健康管理もバッチリです。
所定の休日以外にも
年次有給休暇6ヶ月後 10日取得
以降1年ごとに加算、最高20日まで
優れた機能性、丈夫さと優しさが感じられるデザイン。職種別に色が異なり、放射線技師は深緑です。
保育所では、自家給食を提供し、忙しいお母さんの負担軽減はもちろん、給食メニューやおやつは栄養バランスがよく「食育」に力を注いでいます。季節ごとの行事やファミリーイベントなどもあり、息抜きできる環境づくりにも配慮しています。
HITO病院では子育て支援の環境づくりに積極的に取り組んでいます。
当院では、数々のクラブ活動があり、同士が集い汗をかいて活動しています。
フットサル、野球、バイクツーリングやマラソン(駅伝チーム)、軽音部などがあります。