IHGみかんの会講演会を開催しました

平成30年2月11日、石川ヘルスケアグループ認知症ワーキンググループみかんの会主催の講演会をHITO病院で開催いたしました。

「地域で暮らす認知症の方、その家族が直面する課題と支援の在り方について」と題し、講師に獨協医科大学教授／特定非営利活動法人認知症ケア研究所顧問　六角僚子（ろっかくりょうこ）先生をお迎えして開催いたしました。
六角先生は、認知症を起こす疾患やその症状をお話しされた後、ご家族が認知症のご家族を受け入れる過程には段階があること、また、その過程を行ったり来たりしていること、家族の歴史や役割が個別であるため受け入れる形も様々であること、を話されました。
そして、認知症を受け入れられなくてもご家族は頑張るが、一人で背負う必要はなく、まわりにはみんながおり、守る地域があることを話されました。

90名近くの方が講演に耳を傾けてくださり、講演会は盛況のうちに終了いたしました。
参加者からは、
「講演を聞く前と後で違う自分になれた気がする」
「母と先生の講演内容が重なり、涙が出てきた」
「認知症という病気の理解に加え、認知症の当事者の思いや気持ちも理解することができた」
などの声が聞かれました。

みかんの会は、地域の皆様とともに認知症を学び、支える活動を続けてまいりたいと思っております。
今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。