月経不順

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月経不順

月経は周期的に繰り返されますが、月経周期は25日から38日の間が正常範囲であり、月経による出血の持続期間は4日から7日間とされています。 月経が起こるためには、女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)を分泌する卵巣やその分泌をコントロールするホルモンを分泌する脳の視床下部や脳下垂体など、さまざまなホルモンや臓器がバランスよく働く必要があります。 多少の変動はあっても、月経がリズミカルに繰り返されるということは、こうした体のしくみがうまく働いていることを示しています。 また、月経には環境やストレス、体調も大きく影響します。そういう意味で、月経は女性の体と心の状態を反映するバロメータと言われています。
月経期間中の月経血の総量は、普通50~150ccです。月経期間中に使うナプキンの量が異常に多かったり、日常生活で不自由を感じるほどナプキンを交換しなければならない、 といった場合には出血量が多すぎると考えられます。
初経(初めて月経になること)は 平均12歳ぐらいで、閉経は50歳前後で迎えるのが平均的です。

月経不順の主な症状

1.初経がこない(原発性無月経)

初めて月経が起こるのは、12歳前後が平均ですが、早い人では8~9歳、遅い人では16歳頃に初経を迎えることもあります。 極端に初経が早いものを早発月経、遅いものを遅発月経と呼んでいます。

18歳を迎えてなお初経がない場合は、「原発性無月経」といいます。性染色体の異常や生まれつき膣や子宮、卵巣などの性器がない場合、 女性ホルモンの分泌をコントロールする脳の視床下部や脳下垂体、卵巣の働きの異常などいろいろな理由が考えられます。時には、処女膜や膣が閉鎖していて月経血が外に排出されないために、一見無月経のようにみえることもあります。


2.月経が止まった(続発性無月経)

これまではきちんと月経があったのに、ある時から何かの原因で月経が来なくなってしまう場合を続発性無月経と言います。 もちろん、初経が始まってからの2~3年あるいは閉経が近づいても、無月経になることはあり、 こうした月経不順は生理的なもので心配のないものが多いものです。

性行為をして月経が来なくなれば、まず考えられるのは妊娠です。
こうした理由がなくて月経が止まり、無月経の状態が3カ月以上続くとなったら病気かもしれないと考えなくてはいけません。

ストレス、激しすぎる運動やトレーニング、無謀なダイエットなどの他、 脳下垂体や卵巣にできた腫瘍やお乳の分泌を促進するプロラクチンというホルモンの過剰が原因で 無月経になることもあります。
甲状腺の病気や糖尿病などの病気が原因になることもあります。いずれにしても早めに治療を開始することが大切です。

3.月経周期が短く、月経が頻繁に来る(頻発月経)

月経周期が24日より短いために、月経がたびたび来るものを頻発月経と言います。
月に2回も3回も月経になるとしたら、これはおかしいと考えなくてはなりません。
この場合、無排卵性か排卵性かに分けられます。無排卵性というのは、文字どおり卵巣からの排卵がない場合です。
思春期や閉経前にはよく起こります。月経血の量は少ないのに、10日も2週間もダラダラと月経が続くことが多いのが特徴です。
一方、排卵がある場合は、卵胞期(卵胞が成熟して子宮内膜が厚くなる時期・月経の開始から排卵までの時期)が短くなっている場合と黄体期 (排卵から月経開始までの時期)が短くなっている場合があります。
卵胞期が短くて排卵が早く起こり、頻発月経になるケースは、思春期や更年期に多く見られます。
反対に黄体期が短くなって起こる頻発月経は、黄体ホルモンの分泌が不十分なので、不妊症や流産の原因として重視されています。

4.月経がたまにしか来ない(頻発月経)

月経の周期が39日より長い場合、つまり年に10回以下しか月経がない場合を、稀発月経と言います。
更年期が近づけば、月経がたまにしか来ないようになるのは生理的な現象ですし、成熟期の女性でも環境によっては月経が遅れることはあるものです。
問題は、月経がいつ来るかわからないほど不定期だったり、排卵がない場合です。この場合は、卵巣や脳下垂体の働きが低下している可能性があります。 同じ稀発月経でも、周期が長いだけで1カ月半に1回とか、2カ月に一回は定期的に月経があり、排卵もあるという場合にはあまり心配はありません。
たまにしか月経のない人でも、妊娠して出産している方は珍しくないからです。それは、そういう形の月経なのだと理解してください。

5.月経血が多すぎる(過多月経)

月経が8日以上も続いたり、2日以上血の固まりがゴボッと出る、出血量 が多いために貧血になる、 あるいは2時間おきにナプキンを取り替えなければならないなどの場合は、 過多月経の疑いがあります。

卵巣ホルモン異常、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮体がん、子宮内膜ポリープなどが原因で過多月経になることがあります。

6.月経血が少ない(過少月経)

出血量が異常に少ない場合です。月経期間が極端に短くて、2~3日で月経が終わってしまう場合も当然出血量は少なくなります。 過少月経の場合、とくに治療の必要のないものも多いのですが、ホルモン異常や無排卵などがあればその治療を行うことになります。

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小川 晴幾
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スタッフ紹介

副院長
小川晴幾
おがわ はるき

私は、婦人科腫瘍を専門としておりますが、産科や骨盤臓器脱なども診療して参りましたので、 広い範囲にわたって婦人科疾患を経験しております。気軽に私の外来を受診してみてください。
婦人科では、子供から老人までのすべての女性のデリケートな内容を扱いますので、そのことに配慮しながら診察を行います。