3月9日に、昨年4月に入職した新人看護師さんたちの最後の新人研修と、卒業式が行われました。
まずはグループワークを行い、「この1年間で出来るようになったこと」と「2年目から頑張りたいこと」をそれぞれ話し合い、各病棟の師長さんたちの前で発表しました。
様々な看護技術を習得出来たという発表に加え、「時間・スケジュールを意識して業務に当たるようになった」や「患者さんの様子を注意深く観察することができるようになった」など、実際の業務でとても大切になる「感覚」を少しずつ習得している様子が見られました。次年度に向けては、自分たちが先輩にそうしてもらったように、「新人の精神的なフォローができる2年目になりたい」という声が多く聞かれました。
グループワークの後は「卒業式」を行いました。
1年間お世話になったプリセプタ―(※マンツーマンで指導に当たる先輩職員)に向けて、感謝のお手紙をしたため、師長さんへ預けました。
逆に師長さんからは、約1年前に新人の皆さんが1年後の自分自身に宛てて書いた手紙と、プリセプタ―から新人の皆さんへの手紙の2通ずつが、卒業証書代わりに手渡されました。
色々な困難に何度も立ち止まりながら乗り越えてきた新人さんへの、師長さんからのねぎらいと感謝の言葉に、目を潤ませている人もいました。
看護師としてのスタートから1年、幾分かたくましくなった顔を見て、とても嬉しく、頼もしく感じました。来年度からも、HITO病院の仲間として一緒に頑張っていただきたいと思います。