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投稿日

2017 12 08

「終末期の倫理~DNARを考える~」終末期に関する講演会を実施しました。

12月4日(月)
静岡県立総合病院
集中治療センター長
野々木 宏 先生
をお迎えして、
「終末期の倫理~DNARを考える~」と題して
IHGスタッフを対象とした終末期医療を考える講演会を開催いたしました。




日本人の死生観と人口動態による地域包括ケアシステムとかかりつけ医の必要性、
DNARの定義と倫理について、事例を交えての再確認と課題の確認、
終末期のガイドラインと地域での運用事例、
という3つの観点で、お話しを頂きました。

会場からは、訪問看護や施設での看取りに関する質問があり、
先生からは地域でPOLST(携帯用医療指示書)の普及促進に努める事は
今後非常に重要になってくるとの事でした。

高齢者人口の増加に伴う多死社会の到来を前に、終末期とどう向き合うか、という
テーマは、医療・介護従事者も地域に暮らす住民の皆様も避けては通れない問題と
なってきています。IHGでは今後も継続的にスタッフ教育、市民の皆様への啓発に
取り組んで参ります。




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野々木先生略歴
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日本蘇生協議会代表理事
JRC蘇生ガイドライン2015編集委員長
日本循環器学会循環器疾患における末期医療に関する提言班長
3学会合同救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン委員

徳島県生まれ。
●1976年京都大学医学部卒業。
●1986年スイス・チューリッヒ大学循環器科
1988年国立循環器病センターに勤務
●2003年AHAからCPR講習導入, AED普及とCPR教育
2004年厚生労働科研J-PULSE研究 国際発信
2009年日循循環器末期医療の提言班長
●2010年 ILCORコンセンサス作成作業部会委員、
JRC蘇生ガイドライン作成、救急蘇生法の指針
●日本循環器学会循環器救急医療委員会 蘇生教育小委員会委員長
●2011年静岡県立総合病院院長代理
静岡地域MC協議会副委員長、
ワイヤレス12誘導心電図”富士の国“開発
集中治療センター、高度救命救急センター設立
●2014年救急・集中治療終末期ガイドライン委員
2015年1月JRC代表理事 一般社団法人
ILCOR Task force JRC蘇生ガイドライン2015編集委員長
●2017年集中治療センター長、安全衛生監