胃や腸を手術した後、何を食べたらいいのだろうとお悩みの方が多いのではないでしょうか?
HITO病院では管理栄養士が術後でも安心して食べていただける食事を考案しています!
今回はHITO病院で実際に提供している食事と術後の食事のポイントについてご紹介します。
消化管の術後は食物を消化する力が低下しているため消化に良い飲み物や重湯から摂り始め、徐々に形のある食事へ移行し、消化管の働きを取り戻していきます。
写真は、消化管の働きが回復した方に提供している食事です。
胃や腸に負担をかける香辛料などの刺激物を使用していないのがポイントです。
また、野菜類は煮る・茹でるなど加熱することで、軟らかく消化しやすい形にし、脂質の多い揚げ物や麺類は控えた胃や腸にやさしい食事となっています。
これを見ると、退院してからも刺激物や揚げ物を制限しなければいけないのか…。と考える方もいるかと思いますが、退院後は原則食べてはいけないものはありません。
しかし、偏った食事や暴飲暴食が習慣化してしまうと胃や腸に負担をかけるだけでなく別の疾患を合併する危険性もありますので以下の3つのポイントを意識して頂けたらと思います!
ゆっくりよく噛んで食べる
お腹いっぱいまで食べない
主食・主菜・副菜のそろったバランスよい食事を心掛ける
これらを意識し、楽しく食事を摂りましょう。
手術後も皆様の不安を少しでも軽減できるようスタッフ一丸となってサポート致します!
なにかお困り事がありましたら気軽にお問い合わせ下さい!!