認知症介護に関する研修会を開催しました
平成29年9月4日(月)、生活とリハビリ研究所代表 三好春樹(みよしはるき)先生をお招きし、
愛媛県在宅介護研修センター主催、石川ヘルスケアグループ共催の研修会「人間学を根拠とした認知症介護」を開催しました。
三好先生は、医療、介護、リハビリの枠を超えた人間性を重視した老人介護のあり方について日本全国で講義されており、
今回の研修でも、良い介護をするためには病気を知ることが重要であること、認知症をケアする上では
その人自身を知ることが重要であること、それらが人間を学ぶことにつながることなどを話されました。
市内外から200名近くの医療・介護従事者が集い、参加者は、三好先生の、現場での経験に裏打ちされた説得力のある
事例を通して語られる話に、真剣に耳を傾け、研修会は盛況のうちに終了しました。
参加者からは「医療では認知症は脳の病気であるのに対して、介護では人間的変化、人間的ドラマと表現されており、
その違いを理解し納得することができた」「認知症の方に対して、今日からどう関わるべきか良い助言をいただいた」
などの声がありました。