DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されています。災害派遣医療チーム「
Disaster Medical Assistance Team」の頭文字をとって略して「
DMAT(ディーマット)」と呼ばれます。
医師、看護師、ロジスティクス(業務調整員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
この度、当院より看護師2人(菊池貴行さん・八幡起哉さん)とロジスティクス1人(鈴木将也さん)がDMAT養成研修を受講・合格し、無事DMAT隊員となりました。
DMATは、医師1人、看護師2人、ロジスティクス1人の3職種による計4人1チームを基本構成として活動します。当院には医師として吉岡勇気先生、看護師として古地敬利さんが、それぞれすでにDMAT隊員になっているため、上記の要件を満たし、チームを構成することができるようになりました。
HITO病院DMATチームは構成されたばかりです。有事の際に即時対応できるよう、これから積極的に技能向上に取り組んでまいります。
【それぞれの職種の役割】
医師:医療を提供することはもちろんとしてメンバーを統括して指揮をとる
看護師:診療補助や被災者・負傷者の身体および精神ケア等を行いながらDMATメンバーの体調管理を行う
ロジスティクス:事務的な業務、メンバーの食事や宿泊手配、情報の電子入力など、チームとして医療が提供できるように全体の活動の下支えとなる役割を担当