2月29日(土)に石川ヘルスケアグループ学会を開催しました。
この学会は、様々な職種が研究や取組の成果を発表・共有し、相互理解や研鑽を深めることを目的として毎年開催しています。
例年では3法人の発表者・聴講者が全て当院の大会議室へ集まっていましたが、今回は感染症対策も兼ねてライブ中継を行い、健康会・愛美会のスタッフは、iPadやiPhoneを使って離れた場所で聴講できる環境を整えての開催となりました。
今回のテーマは「ONE TEAM ~地域を支えるIHG~」。IHGの様々な施設・部署・職種から26名が発表を行い、最優秀賞1名、優秀賞3名、奨励賞3名、さきがけ賞1名が選ばれました。
★最優秀賞
HITO病院 サポートセンター 津田 未佳さん
「患者の生活に寄り添う入退院支援・調整をめざす~各委員会の3年間の取り組みの成果~」
●優秀賞
HITO病院 リハビリテーション科 高橋侑希さん
「摂食機能療法の流れの構築と多職種連携~誤嚥性肺炎発症予防を目指して~」
HITO病院 リハビリテーション科 上村武義さん
「排泄予測デバイス「DFree」が失禁をなくす!~ICTを活用した失禁対策~」
HITO病院 臨床検査科 石村朋之さん
「臨床検査科の業務効率化への取り組みとその歩み」
●奨励賞
訪問看護ステーションいしかわ 西岡陽子さん
「石川ヘルスケアグループにおける評価指標を用いた質改善活動の取り組み」
HITO病院 医局 永原寛之先生
「HITO病院での防災に対する新しい取り組み~災害対策強化チームの立ち上げ~」
HITO病院 薬剤部 長野ヒデミさん
「中止薬の再利用で財政を救う?!~HITO病院におけるリスクとベネフィット~」
●さきがけ賞
HITO病院 リハビリテーション科 工藤正和さん
「VirtualRealityを用いたリハビリが歩行能力に与える効果について」
また、一般演題に加え、「生活(いきる)を支える多職種協働を目指して~IHGでできること~」をテーマにシンポジウムも行いました。フロアの医師や審査員の先生方も交えて意見交換し、日頃の業務や多職種連携を見直す良い機会となりました。
IHGは今後も、スムーズで密な連携を実現し予防から在宅までを切れ目なくサポートできるよう、グループ全体で取り組んでいきます。