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栄養科は、管理栄養士9名で構成しており、主に入院患者さまの栄養管理・栄養指導、外来栄養指導、集団栄養教室を行っています。 2007年4月から、給食業務(調理・材料発注など)を委託し、代わりに栄養管理・栄養指導業務への取り組みを強化することで、ベッドサイドへ出向くことが 増えてきました。
循栄養科では、患者食約600食(1日合計)を提供し、さらに専門の調理師によるドック食も作っています。 また、多職種の方と連携を図りながら、患者さま一人ひとりに適した栄養管理を計画・実施しています。 これにより、患者さまの栄養状態を把握し、細かい食事の対応が可能です。
献立作成は、入院中の食事を患者さまに満足していただくための重要な業務です。栄養バランスを整えるのは当然ですが、美味しくなくて結局食べなければ、体の栄養にはなりません。
献立作成の際は、病院給食・集団調理にとらわれずに、家庭での普段の「お食事」をイメージし、味付け、旬食材、出来上がりの彩り、味のバランス、 食材の扱い等を考えて、業務にあたっています。
当院では、院内全体でNST(栄養サポートチーム)に取り組んでいます。栄養状態が特に悪く、栄養管理が必要とされる患者さまをピックアップし、ラウンドも実施しています。
NSTで行う具体的な事項
当院では、本年度も下記の日程で栄養教室を行います。
管理栄養士・医師・リハビリ科スタッフなど専門職が講師となり、参加者の方はおいしく食事をしながら栄養について学び、
日常生活で気になることなど相談を 受けることが可能です。現在治療中の方、病気の予防に関心のある方、
どなたでもお気軽にご参加ください。
また、糖尿病教室についても下記の糖尿病教室のマークがある回にて実施しております。
治療、検査、運動療法、薬剤・栄養指導など、各分野の専門スタッフ(糖尿病センター医療チーム)が支援します。