回復期リハビリテーション病棟

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回復期リハビリテーション病棟

当院は回復期リハビリテーション病棟を有し、専門療法士(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)による専門的かつ質の高いリハビリテーションを提供し、入院早期からリハビリに取り組むことで、患者さんの早期の社会復帰を支援いたします。
24時間365日サポートさせていただいておりますので、身体のことで困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。

回復期リハビリテーション病棟の理念

1.患者さん一人ひとりに合わせた、無理のないリハビリを提供します。
2.医師・看護師・リハビリスタッフ・医療相談員・管理栄養士などが協力し、患者さまが1日も早く社会復帰できるよう支援します。
3.リハビリと合わせて、ご家庭に戻ってから必要になる医療・介護サービスや、家庭環境の調整・準備を行います。

在宅生活を見据えた取り組み

入院早期より退院後の生活を見据え、日常生活で必要とする身体機能や生活環境について病棟スタッフ間で話し合い、個々に応じたリハビリテーション・ケアを提供しています。


HAL®(Hybrid Assistive Limb®)


  • 腰タイプ自立支援用
人が筋肉を動かそうとしたとき、脳から神経信号が筋肉へ伝わります。HAL腰タイプ自立支援用(以下、腰HAL)は、立ち座りなどの動作を繰り返すことで、身体機能の回復を促す最新の装着型ロボットです。この装置は運動時に脳から筋肉へ送られる信号を皮膚から読み取ることで、装着者の意思に従った動作を実現し身体機能の回復に繋げます。

  • 目的と意義
腰HALでは、HALを装着し、個人個人の状態に合わせたプログラムのもと、体力機能向上を図ります。

  • 効果
・立ち上がる時にお尻が上がりやすく、ふらつきの減少につながる
・立位や歩行が安定し、転倒や介護負担の軽減につながる

  • 運動方法



排尿ケアチーム

週に1回、病棟スタッフ内で排尿のカンファレンスを開催し、必要な患者さんには排尿ケアチームの介入やDFreeの活用を促進し、個々に応じた排尿ケアの質の向上を図っています。

  • DFreeについて
排泄予測デバイス「DFree」は、最適な排尿のタイミングを知らせてくれ、失禁や空振り防止が期待できます。


リハビリ栄養評価

回復期リハビリテーション病棟入棟時、患者さんの年齢や全身状態を考慮した上でInBodyを使用し筋肉量測定を行います。体を構成する基本成分である体成分、筋肉量、体脂肪量、体水分量などの測定結果をもとに、個々に応じた栄養量、リハビリ量を調整します。サルコペニア(筋肉減少症)の可能性がある患者さんには、管理栄養士・セラピスト・看護師のリハビリテーション栄養チームが介入し、栄養状態の改善やリハビリ効果の向上につなげています。


家屋調査

退院後も生活を送る上で困らないように家屋の環境を調整し、段差や移動する動線、屋外の状況などを確認します。その調査を基に、段差の昇降や浴槽への出入りなど生活するためのリハビリ内容を検討します。ご自宅に直接お伺いしなくても、ご家族さまのご協力のもと、ICT(情報通信技術)を活用し、画像や動画にて家屋の環境を把握することが可能となりました。
退院後に使える介護保険申請のお手伝いや各種サービスの調整など、在宅への復帰に向けてさまざまな取り組みを行います。

ベッドサイドでのケア

当院ではセル看護を導入し、ベッドサイドでのケアを行っています。セル看護とは、看護師の「動線」に着目し、動線のムダを省き、より患者さんに関心を寄せ、患者さんの側で仕事を行う看護提供方式のことです。今までは、スタッフステーション中心に個々が業務を行い、ナースコールが鳴った際に患者さんのもとに伺っていました。現在は患者さんの病室を離れることがなく、ケアができるようになりました。そのため、患者さんの病状の変化にいち早く気付くことができ、早期のケア介入ができます。

スタッフ紹介

副院長 / 消化器外科 部長 / 外科・肛門外科 部長 / 回復期リハビリテーション病棟 医長
園田幸生
そのだ ゆきお
副院長
消化器外科 部長 / 外科・肛門外科 部長
回復期リハビリテーション病棟 医長
園田幸生
そのだ ゆきお
卒業年次
平成7年卒
専門分野
病院総合医、総合外科、消化器外科、内視鏡外科、ERCP、一般外傷創傷処置
学会認定・所属学会
日本病院会 病院総合医指導医
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本プライマリ・ケア連合学会指導医
消化器がん外科治療認定医
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