ホクロ
ホクロについて
ホクロとはホクロ細胞(母斑細胞)が局所的に多く集まったもので、良性腫瘍の一種です。
ホクロ細胞自体は生まれた時から皮膚の中に存在しており、普通は小さかったり、色が付いていなかったりして、見えないことが多いです。日焼けやニキビなどの何らかの刺激によって、メラニン(シミやホクロの色の原因となる色素)を作るようになると、見えるようになります。
またホクロ細胞の数が増えることがあり、皮膚から盛り上がったホクロになることもあります。
ホクロ治療の種類
◆炭酸ガスレーザー(クリックでページ下部へ移動します。)
◆手術 ※手術をご希望の場合は当院形成外科を受診ください。
イボ
イボについて
正式名称は脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)または、別名老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)と呼ばれます。
顔や手の甲など、日光によく当たる部分に出来ることが多いです。大きさは数ミリから2~3cmくらいで、わずかに盛り上がるものから、突出したシコリになるものまで様々です。シミと混在していることがあります。
イボ治療の種類
◆炭酸ガスレーザー(クリックでページ下部へ移動します。)
◆手術 ※手術をご希望の場合は当院形成外科を受診ください。
◆炭酸ガスレーザー
- 当院では、主に炭酸ガスレーザーを使用して、イボ・ホクロ治療を行っています。
当院で使用しているレーザーは、ホクロやイボなどの盛り上がった病変の治療に効果を発揮するレーザーです。
炭酸ガスレーザーは水に吸収されやすい特徴があります。皮膚には水分が含まれているため、皮膚に照射するとその部分を蒸散させる(削る)ことができます。
炭酸ガスレーザー治療
炭酸ガスレーザー治療の流れ
当院では、主に炭酸ガスレーザーを使用してイボ・ホクロ治療を行います。初回は基本的に3回の来院が必須です。
【来院1回目 診察】
◆イボ・ホクロの状態を診察し、レーザー治療が最適か判断します。
◆レーザー治療が決定したら、麻酔のテープをお渡しします。
【来院2回目 レーザー照射当日】
◆2時間前に麻酔のテープを貼っていただき、ご来院ください。
◆レーザー照射時には、輪ゴムでパチンと弾いた時のような痛みがあります。
◆痛みが強い場合は、別途料金がかかりますが、麻酔注射を使用することも可能です。
【施術後の処置】
◆レーザー治療後は3週間ほど、軟膏処置が必要になります。
◆治療した部位はガーゼで保護していただきます。
【来院3回目 レーザー照射後の診察】
◆初回のみ3週間後に診察が必要です。
◆レーザー後の皮膚の状態を見せていただきます。 ※別途診察費用1,650円(税込)が必要です。
リスク・副作用について
- 深いヤケド(潰瘍)になることがあります。その場合、目立つキズになってしまうことがあります。
- 体質的にキズが盛り上がってしまう(ケロイド、肥厚性瘢痕)場合があります。
再発について
- レーザーでホクロを治療した場合、1回では取りきれないことや、再発することがあり、追加の照射を行うことがあります。料金はその都度必要になります。
- 追加照射をする場合は、最低3カ月は空け、ある程度赤みが落ち着いてから行います。
- 再発を繰り返す場合は、手術による切除をお勧めすることがあります。
施術料金
当院では、炭酸ガスレーザーを使用してイボ・ホクロ治療を行います。初回は基本的に3回の来院が必須です。
ホクロ除去 | 料金 |
---|---|
1~4mm | ¥5,500 |
5~9mm | ¥11,000 |
1cm~ | ¥16,500 |
*術後の処置が必要な軟膏、ガーゼ、茶色のテープも含まれます。
*局所麻酔が必要な方は別途1,100円(5cc)
イボ除去 | 料金 |
---|---|
1平方センチ毎に | ¥11,000 |
*局所麻酔が必要な方は別途1,100円(5cc)