2021年4月より、香川大学と連携して「肝・胆・膵内科学先端医療学講座」が開設されました。
愛媛県宇摩医療圏(四国中央市)の人口は、2020年の84,229人から2040年には68,318人と、人口減少と高齢化率が急速に進むことが予想されています。肝・胆・膵内科学先端医療学講座の役割は、四国中央市および周辺の住民の皆さまに対し、肝疾患、胆嚢疾患、膵臓疾患において高度医療を提供し、住み慣れた町で安心して暮らしていただくことです。
また、若手の医師が地域において高度医療を学べる環境を整えることで、地域に貢献できる優秀な医師を育てることも重要と考えております。
【肝疾患】
C型肝炎、B型肝炎、脂肪肝、アルコール性肝障害、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、肝細胞癌など
【胆管・胆嚢疾患】
胆嚢結石、総胆管結石、急性胆嚢炎、急性胆管炎、胆道癌など
【膵臓疾患】
膵癌、急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)など