開口障害

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開口障害

通常、人の口は縦に約3~6cm程度開くと言われていますが、何らかの原因で3cm以下しか開かないことを開口障害と言います。開口障害は、義歯を入れたり、食べ物を咀嚼する場合に困難となります。

原因

鼻・副鼻腔疾患:分泌物がのどに落ち込み咳の原因になります。(後鼻漏)
咽頭・喉頭疾患:上気道の過敏性が亢進しておこります。咽喉頭炎、喉頭結核、喉頭腫瘍、喉頭アレルギーなど
呼吸器疾患:肺炎、肺がん、結核、気管支炎、喘息、アトピー性咳嗽など
消化器疾患:胃食道逆流症
循環器疾患:心不全
その他:心因性咳、薬剤性の咳など

検査

視診
のどや鼻を観察して炎症を起こしていないかチェックします。鼻の中や喉をファイバースコープで観察することもあります。 画像検査:視診が困難な下気道のチェックに有効です。 。

画像検査
視診が困難な下気道のチェックに有効です。

治療

鼻・咽頭喉頭に明らかな原因が見られる場合その治療を行います。抗生物質や挙単剤などを投与しますが、アレルギーが原因と考えられた場合は抗アレルギー剤も使用することがあります。
耳鼻咽喉科的に明らかな原因が見られない場合、他科へ紹介して原因検索を行うこともあります。