鼻水、後鼻漏、くしゃみ

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鼻水、後鼻漏、くしゃみ

鼻水は前方だけでなく後方に回りのどに流れ落ちることもあり、これを後鼻漏といいます。また、くしゃみは鼻粘膜からの刺激が延髄のくしゃみ中枢に伝わり、その反射によりおこります。いずれも生体防御反応の一つです。

原因

さらさらした鼻水はアレルギー性鼻炎や鼻風邪でみられ、くしゃみや鼻閉を伴うこともあります。一方ねばねばした悪臭のある鼻水は何らかの感染を示唆することが多く、副鼻腔炎によく見られます。その他骨や腫瘍の壊死によって血混じりの鼻水が生じることもあり注意が必要です。くしゃみはアレルギー以外にも物理的刺激、温度変化による刺激、たばこや薬品などの化学刺激などで生じます。

検査

視診
鼻鏡や内視鏡で鼻内の観察を行い、鼻水の出どころを捜します。副鼻腔から膿が出ているのが観察できることもあります。

画像検査
副鼻腔炎や腫瘍が疑われるときにはCTやMRIなどで確認します。
その他:アレルギーを疑う時には鼻汁を採取して好酸球を測定したり、採血でアレルゲンのチェックを行います。感染を疑った場合は鼻汁の細菌検査も有用です。

鼻水、後鼻漏、くしゃみ

各種検査によって得られた診断を基に治療を行います。詳細は以下の関連項目を参照してください。

鼻漏、後鼻漏に関連した項目
・副鼻腔炎 ・アレルギー性鼻炎