「口渇」か「口内乾燥」であるのかを区別することが大切です。
口渇は渇きを癒すのに大量の飲水が必要になりますが、口内乾燥は口の中を湿らす程度の少量の水で改善されます。
加齢、薬剤、自己免疫疾患、放射線障害、心因性要因などさまざまです。
唾液分泌量検査(当院では行っておりません)
ガムをかんだりガーゼに唾液を含ませることで唾液の分泌量を測定します。
画像検査
唾液腺に異常がないかCTやMRIで確認するほか、造影剤を用いて唾液管を直接描出する検査もあります。
治療としては原因を解明し原因を取り除くことですが、唾液腺組織の障害によるものの場合は回復が難しいです。人工唾液や薬剤などの投与を行っていきます。
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口内乾燥に関連する項目
・シャーグレン症候群
・ミクリッツ病
・放射性唾液腺炎