アレルギー性鼻炎

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アレルギー性鼻炎とは

アレルギーの原因となる様々な物質(アレルゲン)によって引き起こされる鼻症状を総称してアレルギー性鼻炎と言います。この中にはハウスダストやダニなどの通年性鼻炎の他、スギ、ヒノキ花粉などによる花粉症も含まれます。近年アレルギー性鼻炎を持つ人は増加傾向にあり、小児では二人に一人がアレルギー性鼻炎であるといわれています。




症状

くしゃみ、鼻水、鼻づまりがアレルギー性鼻炎の三大症状です。これに目のかゆみを含めて四大症状とすることもあります。
小さいお子さんでは手で鼻をこする、つまむ、いじるなどのしぐさが見られます。アレルギー性鼻炎の発症は3歳前後で、ピークは5歳から6歳頃です。
また、鼻すすりを繰り返す事で、合併して中耳炎を引き起こす事も多くあります。



検査・診断

直接鼻内を観察すると鼻の粘膜が腫れて白っぽく見えたり、さらさらした鼻汁が沢山見られます。
アレルギー反応で生じた鼻炎なのかどうかを調べるには鼻汁好酸球検査と抗原検査があります。前者は鼻水を採取して観察することで、アレルギーの細胞が含まれているかどうかを調べる検査です。後者は採血でアレルギーと関係するIgEという抗体がどのような種類のアレルゲンと結びつくかを調べます



治療

アレルギー性鼻炎の治療には様々な方法があり、年齢や症状を見ながら対応していきます。主な治療方法は以下の通りです。

薬物療法:鼻炎のタイプや重症度に合わせて抗アレルギー剤(内服薬、点鼻薬、点眼薬)を用います。
長所:すぐにできる。安価。
短所:効果には個人差が大きく、症状がある間はずっと使う必要がある。

レーザー治療:レーザーで鼻粘膜を焼いてアレルギー反応を起こりにくくします。
長所:日帰り治療で出来る。効果が比較的強い。
短所:出来る施設が限られる。(当院では行っておりません)効果が数年でなくなると言われている。

外科的治療:鼻水を出す神経を切断するなどの方法があります。
長所:重症の鼻炎にも対応できる。
短所:入院治療が必要で高価。効果が強すぎて鼻が乾くことがある。

舌下免疫療法:アレルゲンを少量ずつ舌の下に投与することで、体をアレルゲンに慣らして行く方法です。 長所:完治する可能性がある。比較的安価。
短所:長期(3~5年)の服用が必要。アナフィラキシーショックのリスクがある。

分子標的治療薬:アレルギー反応を起こすきっかけとなるIgEという物質に対して働きかけ、アレルギー反応を抑える薬です。 長所:従来の薬物治療に加えて効果が強いと言われている。
短所:一か月で数万円と高価。



アドバイス

もはや国民病ともいわれるアレルギー性鼻炎(花粉症)は、思った以上に日々の生活の質を低下させます。
それに対抗すべく様々な治療法が登場していますが、その適応は人によって大きく異なります。たかが花粉症、されど花粉症。一度耳鼻科での診察を受けて自分に合った治療法を見つけましょう。
アレルゲンを回避するために、玄関先で服に付いた花粉をはたき落とす、こまめに部屋の掃除をする、布団を定期的に干すなど、簡単にできる対策も実践しましょう。