地域医療支援病院制度は、地域の診療所やクリニック、病院がそれぞれの役割を分担しながら、専門的な治療や検査が必要なときに円滑に連携できる体制をつくり、地域全体でより良い医療を提供することを目的に設けられた制度です。
この制度では、救急対応や専門診療に必要な設備や機能を備え、地域の医療機関と協力できる体制を整えた病院が、地域医療の中核として承認されます。こうした仕組みにより、かかりつけ医と病院が情報を共有し、患者さんが必要な医療を安心して受けられる環境が整えられています。
1.紹介患者様に対する医療の提供体制が整備されていること
2.建物・設備・機器などを地域の医師が共同利用できる体制を整えていること
3.救急医療を提供する能力を有すること
4.地域の医療従事者の資質向上のために研修を実施すること
5.原則として200床以上の入院施設を有すること
当院では、これまでも地域の中核病院として、地域の先生方をはじめ医療機関や介護事業所との連携を深めて来ましたが、より一層、地域医療を充実させ、地域の皆様とともに地域完結型医療を推進して参ります。