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HITO LIFE働くを支える - 薬剤師

薬剤科よりご挨拶

薬のスペシャリストになりませんか?

薬剤科長 近藤 祥代

薬剤師は、入院患者さまに対して、病室などで薬剤管理指導を実施します。薬剤管理指導とは、直接、患者さまに処方されている薬の効果を説明したり、薬を使用しての副作用がないか聞き取りをしたりすることで薬の効果を評価し、その結果を医師や看護師などの多職種と情報共有し、今後の治療に役立てていく重要な役割です。
国家試験に合格することは真の薬剤師になる為のスタート地点であり、如何に研鑽を積んでいくかによって、5年後10年後にその差は歴然としてきます。病院では、患者さまとのコミュニケーションはもちろん、多職種のスタッフとの関わりや連携が魅力です。
当院では、チーム医療をはじめ様々な取り組みをしており、各種認定薬剤師取得、学会発表などのサポート体制も整っています。また、職種間の垣根を越えた交流ができるのも魅力の一つで、「チーム医療」を通じて多職種から学ぶことは多く、イベントに参加し関係を築くことで仕事を円滑に進められる効果も実感しています。
熱意をもって一緒に働いていただける方をお待ちしています。薬のスペシャリストになって一緒に地域医療を支えていきましょう!

病院薬剤師の仕事

あなたはどんな薬剤師を目指していますか?

HITO病院では地域になくてはならない病院として、急性期から回復期、維持期、在宅まであらゆるシーンに合わせたを提供しています。同時に薬剤師として様々な経験を積みながら、確実に成長できる体制を整えています。職員はとても明るく、アットホームで働きやすい職場です。チーム医療に貢献できる実力のある薬剤師を育成し、地域医療を支えていきたいと考えています。病院薬剤師のやりがいとは何でしょうか。あなたはどんな薬剤師を目指していますか。その答えを当院で私たちと一緒に見つけましょう。

服薬指導

病院にいる期間はもちろん、退院してからも安全な薬物治療が行えるよう、薬の名前、働き、副作用、飲み方、使い方等について、患者さまやご家族の方に分かり易く丁寧にご説明します。また、目に見えない副作用の早期発見や、より効果的な薬の選択等について、医師をはじめとする医療スタッフと協議・検討し、適切な薬物治療を行います。

調剤業務

入院患者さまの処方薬は、1包化調剤を行っています。そうする事で、数種類の錠剤やカプセル剤を飲む場合に飲み間違い等を防ぎます。

DI業務

薬剤に関する新しい情報や副作用等について、分かり易く理解してもらえるように情報発信を行っています。病院薬剤師の役割として、安心で安全な薬物療法が行えるための努力は惜しみません。

病院薬剤師の醍醐味とは?

やはり、病院だからこそできる事として、「チーム医療」が挙げられます。
当院では、「糖尿病」「がん」「心臓病」「脳卒中」「救急医療」「緩和ケア」のチームを多職種で構成しており、薬剤師も各チームに所属しています。これからは薬剤師も積極的に声をあげていくことが大切です。一人ひとりの専門性や能力が問われていく中、「薬剤師だからこそできること」の幅を広げていく必要があると考えています。その為には、臨床の現場に立ち、患者さまとの距離がより近い「病院薬剤師」としての役割がますます期待されてくるのではないでしょうか。
「経験の数だけ成長につながる」そんな環境がHITO病院には整っています。

スタッフの声

チームワーク抜群で毎日が充実しています

越智 大輔

主に内科・形成外科病棟を担当しています。患者さまが入院から退院、自宅に戻った後においても安心で適切な薬物療法を受けられるよう、お薬の相互作用・副作用の確認や用法用量・効果・副作用等の指導を行っています。データだけでは分からなかった事が、患者さまとの会話を通して新しく見えてくる事も多くあります。「元気に挨拶、笑顔を絶やさない」をモットーに、患者さまと医師から信頼される薬剤師を目指して日々取り組んでいます。また、HITO病院は病棟業務を含め多種多様のチーム・委員会があり様々な職種のスタッフと関わる機会が多く、スタッフ間のチームワークが非常に良い職場です。信頼できる先輩がいてスキルアップ出来る環境も整っているので、毎日が充実しており、患者さまのために、一緒に働く仲間と共に日々奮闘中です。当院は、患者さまと職員、両方のことを考えてくれる病院で、「やる気」と「向上心」があれば、成長できる場所だと思います。

職種を越えた連携が魅力

薬剤科主任 合田 貴史

現在、私は主に調剤室にて入院患者さまの調剤、抗がん剤のミキシングを担当しています。また、キャンサーボード等の様々なカンファレンスに参加したり、レジメン審査委員会やシステム委員会等さまざまな委員会活動も行ったりしています。抗がん剤には、がん細胞の増殖を抑えたり、再発や転移を防いだりする効果がある一方、発がん性、催奇性、生殖毒性、臓器障害、遺伝毒性等様々な危険性を秘めています。抗がん剤を投与される患者さまのみならず、医療従事者も適切に抗がん剤を取り扱わなければ同じような危険にさらされることが知られるようになってきています。他の医療従事者への啓発活動として、抗がん剤曝露の危険性や注意点について勉強会を行ったり、CSTDといわれる薬剤を調整・投与する際に、抗がん剤が外に漏れ出すことを防ぐ構造を有する器具を他職種と協同し導入しました。キャンサーボードに参加し、患者さまの既往歴・薬歴・代謝排泄能を確認し適切な薬物療法が行われるよう提案を行っています。抗がん剤の副作用は多岐にわたる為、薬剤の投与自体に問題が無くても、副作用が出現してしまうと患者さまの仕事やライフワークに多大な影響を及ぼしQOLを損なってしまうものもあります。仕事や趣味、生活環境に至るまで他職種より情報を収集・共有し、薬物療法を構築・提案しています。様々な職種と情報を共有しながら、患者さまの為に何がより良い治療であるのかを模索しながら日々奮闘しており、また、これが病院薬剤師の醍醐味であると感じています。

ブランクを乗り越えられたのは仲間のおかげ

小川 裕子

大学卒業後、調剤薬局で約3年勤務した後結婚退職し大阪で生活をしていました。子どもにも恵まれ、時期が来れば復職したいとの思いはありましたが、保育所に空きはなく、また求人条件の年齢制限もクリアできませんでした。そこから20年ほどたってやっと求人に年齢制限が撤廃されたころには薬剤師として復職することをあきらめていました。夫婦で四国中央市に移ってきた時、薬剤師の求人があることを知りましたが、25年以上専業主婦として生活してきた身としてはハードルが高く無理だと思っていました。しかし、ブランクがあっても働けるようサポートして頂けるということを聞いて安心し、一歩踏み出すことを決めました。新たに勉強しなおさなければならないことがたくさんありましたが、新人研修のプログラムや地域の講演会参加など、勉強する機会はたくさんあります。20代の人たちのような記憶力も体力もありませんが、薬剤科の仲間だけではなく他部署のスタッフにも助けられながら毎日楽しく仕事をさせていただいています。

多様な職場環境

グループ図と概要

社会医療法人 石川記念会(HITO病院) - 医療法人 健康会 - 社会福祉法人 愛美会
※リンク準備中です
  • 創業者の石川綮一が1976年に石川外科医院を開設(19床)、以降2次救急病院として24時間365日体制で地域の医療を支えています。
  • 1979年に医療法人綮愛会 石川病院を開設(80床)、その後増床し1991年に153床となりました。
  • 1988年には社会福祉法人 愛美会を設立し、2000年に回復期リハビリテーション病棟の施設基準取得と、急性期から回復期、維持期まで切れ目のない体制で、地域になくてはならない医療・介護・福祉サービスを提供しております。
  • 2009年の宇摩医療圏域の地域医療再生計画における病床の再編・統合計画により、104床の増床許可をいただき、2013年4月1日に現在のHITO病院が257床で開院しました。
  • 今後は、機能分化を進めながら各事業所を強化し、グループの総合力を生かして、地域の皆さまの「いきるを支える」サポートをしてまいります。
  • 当院には、一人ひとりのライフサイクルに応じた多様な働き方が実現できる環境が整っています。

奨学金制度 -あなたの夢を応援します-

内容
毎月10万円を貸与させて頂きます!
対象者 (期間)
薬学部5~6年生 (最大2年間)
返済
4年間ご勤務頂ければ返済の必要はありません!
※月々の給料から引かれることはありませんのでご安心ください。

例えば!
『月10万円×24カ月=240万円』の奨学金が貸与され、卒業後4年間当院で勤務すれば、
全く返済しなくてよいという大変お得な制度です。
※学期の途中からの利用も可能です。