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当院では、高度急性期から在宅医療まで幅広く学ぶ事ができます。研修医のキャリアパスにおいて、高度急性期から慢性期までの異なる病床機能や在宅医療に従事することができる環境で研修する事は、将来自分の専門分野を決定する上で役立ちます。またあらゆるセンターやチームという形で組織力を結集し、地域包括ケアシステムの実現に向けて活動しています。
高齢者人口増加の影響もあり、医療は「治す医療」から「支える医療」への変化が必要となりつつあります。当院は他職種とも連携し、質の高いチーム医療の実践を目指しています。
研修の選択科目は、複数用意しています。さらに、ご希望に合わせて組み合わせも可能です。研修医一人ひとりのニーズに合わせたプログラムをオーダーメイドで作成していきます。
2年後の理想が実現できるプログラムを一緒に考えましょう!
選択必修科 : 外科・麻酔科・小児科・産婦人科・精神科より2科選択
※小児科・産婦人科・精神科を選択した場合は協力型病院にて研修
地域 : HITO病院およびグループ関連施設
1年目 | 2年目 | ||||||||||||||||||||||
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4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 |
内科 | 麻酔科 | 救急 | 各科選択 | 内科 | 各科選択 | 地域 | 各科選択 |
1年目 | 4月 | 内科 |
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5月 | ||
6月 | ||
7月 | 麻酔科 | |
8月 | 救急 | |
9月 | ||
10月 | ||
11月 | 各科選択 | |
12月 | ||
1月 | ||
2月 | 内科 | |
3月 | ||
2年目 | 4月 | |
5月 | 各科選択 | |
6月 | ||
7月 | ||
8月 | 地域 | |
9月 | 各科選択 | |
10月 | ||
11月 | ||
12月 | ||
1月 | ||
2月 | ||
3月 |
平成29年4月より形成外科の道を志望した初期臨床研修医のプログラムは、
このようなプログラムで2年間研修を行いました。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年次 | 内科 | 麻酔科 | 外科 | 救急 | 循環器 内科 |
形成 外科 |
脳外科 | 内科 | ||||
2年次 | 内科 | 産婦 人科 |
神経内科 (+救急) |
地域 | 整形外科 | 総合診療科 (+救急) |
神経科 (協力型 病院) |
形成外科 |
1年次 | 4月 | 内科 |
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5月 | ||
6月 | ||
7月 | 麻酔科 | |
8月 | 外科 | |
9月 | 救急 | |
10月 | ||
11月 | ||
12月 | 循環器内科 | |
1月 | 形成外科 | |
2月 | 脳外科 | |
3月 | 内科 | |
2年次 | 4月 | |
5月 | 産婦人科 | |
6月 | 神経内科(+救急) | |
7月 | ||
8月 | 地域 | |
9月 | 整形外科 | |
10月 | ||
11月 | 総合診療科(+救急) | |
12月 | ||
1月 | 神経科(協力型病院) | |
2月 | 形成外科 | |
3月 |
Q1.お二人とも県外の大学の出身ですが、どのように当院を知りマッチングに進まれたのでしょうか。興味をもったポイントや決め手が何だったか。(今だから言える)を教えてください。
A.(鈴)私は四国中央市出身で、元々HITO病院については家からも近く知っていました。地域に密着した医療を提供するという点に惹かれ、マッチングに進むことを考えました。また、研修医の数も限られているため、様々な症例が経験できるという点も魅力に感じました。
A.(新)私は最初、レジナビのサイトで知りました。当院への実習生や見学者の口コミで、先生方やコメディカル、その他のスタッフの方々との距離が近いことや、研修医が少人数制で名前を覚えてもらいやすいこと、症例に触れる機会が多いなどの特徴を知り、興味を持ちました。その後ホームページを訪問し、Human ,1stの理念や、「いきるを支える」、「病院らしくない病院」といったコンセプトに共感し、Web説明会に申し込みました。そこで研修医の先生方やメディカルスタッフの方々とお話し、実際の充実した研修の様子や、アットホームな職場の雰囲気をイメージすることができたことが、当院志望の決め手となりました。ICTの導入・活用で働き方改革を精力的に進めている点や、(今はコロナの影響で停止となってしまっていますが)夕食無料バイキングなど、福利厚生の良さにも、掴まれました。笑
Q2.コロナ禍で新居先生は見学もできないまま、飛び込んできてくれましたね!!
A.(新)そうですね!確かに、見学ができないまま志望をすることには不安もありました。ただ、HITO病院には、他にはない魅力的な特徴がたくさんありそうだったので、「ここしかない!」と、飛び込んできてしまいました。
たとえば「病院らしくない病院」というコンセプト。外観や内装が落ち着いていて綺麗であるだけでなく、「HITOフェスタ」という、地域の皆さんを招いたイベントを開催する(昨年は残念ながらコロナで中止。今年は開催できるといいですが。)など、医療の提供だけではない取り組みで地域の方々の拠り所を目指しています。また、グループの他施設とも連携し、病院から出た後、家に帰ってからの生活もサポートできる体制を作っています。とても魅力的でわくわくしますよね。
実際入職してからも、関連グループ施設との連携で、退院後の患者さまの生活にもしっかり寄り添うサポート体制を目の当たりにしています。これからも、積極的にかかわって学んでいきたいと思います。
Q3.当院に入職して、あっという間に2か月が経ちました。学生時代の実習も十分できないままの就業でしたが、いかがでしょうか。
A.(鈴)実習が出来ず不安な部分や、実習をしていても不安だった部分も少なからずありましたが、現場では上級医の先生が優しく指導してくださり、多くの手技も経験でき、充実した研修をおくれていると思います。自分のイメージしていた以上に最前線で経験が積める環境で、そのおかげもあり、高いモチベーションで毎日チャレンジできています。
A.(新)コロナの感染拡大が収まらず、入職後、同期や先輩の方々との交流の機会がほとんどないことが苦しいです。本来であれば、新入職員歓迎のお花見やBBQが開かれると聞いていたのですが、それができないのはやはり寂しいですね。
勤務中わからないことは多いので、他職種の方々にも質問・相談する機会はたくさんあり、そういったコミュニケーションで徐々に受け入れていただけたらなあ、と考えています。はやくコロナが収まってくれることを祈るばかりです。
A.(鈴)先生の計らいで、1年目の4月から学会における準備等に携わらせて頂きました。上級医の先生や2年目の先輩方が積極的に全国学会で発表されている姿を見て、次は自分が発表するぞ!という心の準備にもなったかと思います。臨床以外の学術サポートも定期的なレクチャー含めて充実しています!
A.(新)とてもアットホームな雰囲気です!病院内ですれ違う人にはみなさんに挨拶するのが当たり前の雰囲気ですし、病棟でも他職種間で積極的に話し合う光景があちらこちらで見られます。上級医の先生方だけでなく、メディカルスタッフの方々からも教わることがとても多く、垣根の低さは本当にありがたいです。
A.(鈴)経験できる症例数が多いことです。また、上級医の先生にも診療科の垣根を越えて指導していただけることが多く、研修医の数が多いとこんな風にはならないだろうなと感じます。日々のコミュニケーションがとにかく良くて、先生方や多職種の方も研修医という立場だけでなく、自分の事を理解して関わり声掛けしてくれるので働きやすさややりがいにも繋がっていると感じます。
A.(新)ICTの活用が進んでいる点です。ひとりひとりに院内用スマホが配布されていますが、このスマホには院内連絡に使うアプリ(業務用SNSなど)や検索ツール、カルテも入っています。日々の上級医や他職種の方々とのコミュニケーションにはSNSが使われていますが、相手の時間を奪わずに相談でき、相談内容が文字で残り見返すことができるなど利点は多いです。また、スマホで患者さんの患部の写真を撮影し、その場でカルテに記入できるなど、スマホでのカルテ入力も仕事の効率化に繋がっています。スマホを用いたZoomでのリモートカンファレンスも日常的に行われており、コロナ禍でもスムーズな連携が維持できています。
A.(鈴)上級医の先生は、みんな指導熱心で、1を聞けば10教えてくれるような先生が多いですね!先ほども述べましたが、診療科の垣根を越えて指導していただけることも多いです。研修している診療科にかかわらず、形成外科の先生が縫合や抜糸を指導してくださったり、循環器内科の先生がペースメーカー植え込み術に参加させてくださったりと、様々な経験が出来ます。 また、HITO病院はリハビリ職の方が多いことも含め、他職種がいる病院であり、患者さまについて気がついたことがあれば、各々の専門的な観点からの提言も多く、全職種で患者さまの退院後のよりよい生活を作っているなと感じることも多いです。
A.(鈴)1年目の研修医二人で悩んでいる症例があった際に、それを聞きつけた2年目の先生が的確なアドバイスをくださるのでとても助かっています。
A.(新)指導医の先生方も研修医の先輩方も、とても熱心に指導してくださいます。研修医室で私たち1年目研修医が患者さんについて相談していると、2年目の先輩方が声をかけて教えてくださいますし、業務以外の困りごとについても相談に乗ってくださいます。人数が少ない分、先輩方とも仲良くなれるのはとても嬉しいです。また、医局の入り口付近に位置している研修医室の扉は基本的に開放されており、指導医の先生方が、通りがけにすーっと入って来られて教えてくださったり、処置がある際に声をかけてくださるようなことが日常茶飯事です。本当にみなさん親切で熱心で、とてもありがたいです。
A.(新)私は将来の進路が定まっておらず、2年間の初期研修でさまざまな診療科を経験していきたいと考えています。HITO病院では、研修医の人数が少なくローテーションの融通が利きやすいので、具体的に将来の希望診療科が決まっていなくても、研修を進めながらその都度考えながら自分のしたい研修を組んでいける点は魅力的と感じています。2年目の先輩では、逆に早くから希望診療科が定まっていて、その科を中心に回っている先生がいらっしゃいます。いずれにせよ、自分に合った研修を見つけながらローテーションできるようになっているのだと思います。
また、病院全体で研修医を育てていくような雰囲気があり、現在研修している診療科にかかわらず、勉強になるようなことがあれば声をかけていただけますし、勉強したいと声をあげれば、その機会を作ってくださるようなこともあります。診療科にとらわれない、幅の広い研修ができるのではないかと期待しています。
A.(鈴)当直がある日以外は、基本的には定時にあがることができるため、メリハリは非常にあると思います。日中の研修はあっという間に過ぎていきますが、自己研鑽の時間も確保できているので予習復習頑張ってます!コロナ禍でなければ、近くに美味しいお店も多く、また県外へのアクセスも良いので、高いQOLも保てるのではないかと思います。
A.(新)HITO病院は、大病院ではないぶん、縦割り感がなくチーム連携で診療科の垣根を越えた医療がなされている印象です。また高度急性期や急性期だけでなく、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟、緩和ケア病棟とあらゆる病床をもっている事で、患者さんの生活の視点をもった学びができます。そしてグループ関連施設で連携し、病院外での患者さんのサポートまで行っています。まさにHuman,1stで、「病だけでなくひとを診る」、そして「いきるを支える」医療の実践を学ぶことができます。アットホームな雰囲気の中で、幅広い視点で経験を積みたい人に是非おすすめです。
A.(鈴)病院の理念に共感を示し、病院の雰囲気を大切にしてくれる人と働けたら良いと思います。それくらい自分たちがHITO病院に入職して、理念やコンセプトに沿った医療を提供しているなと実感しているので。
A.(鈴)様々な症例を経験し、学ぶだけでなく自ら発信できるくらいの知識を身につけると同時に、患者さんの退院後の生活を意識した医療を提供できる医師を目指して研修をしていきたいと思います。
A.(新)まだ研修は始まったばかりで自分の力無さを感じる場面が多いですが、先生方やメディカルスタッフのい皆さん、他の職員の皆さんに支えられながら育てていただいている実感があります。これからも積極的に経験を積み、勉強して、信頼される医師になれるよう、精進していきたいと思います。よろしくお願いいたします!
久万高原町の生まれで、松山南高校、 愛媛大学出身です。高校、大学と弓道をしていました。趣味は釣りで、よく自分で切った魚を刺身や寿司などにしています。このあたりでは釣りをしたことがないので、開拓するのが楽しみです。
HITO病院には、学生の頃からよく実習に来させていただいていましたが、先生方の指導がとても丁寧で、研修もかなり柔軟性に富んでおり、診療科や病棟の垣根を越えて様々なことを吸収できる病院だと感じました。また、様々な医療の方との連携が密に取られており、患者さんを中心にチームがとても充実している点も素晴らしいと思いました。将来的に総合内科や総合診療の方面に進みたいと考えている私にとってかなり合っているのではと思い、この病院で学ぼうと決めました。
まだまだ駆け出しで日々無力を感じていますが、まずは半人前になることを目指して、知識、技術、患者さまに対する姿勢など1つ1つのことを丁寧に身につけていきたいと思います。診させていただく患者さま、指導してくださる先生やスタッフの皆さんに感謝の気持ちを忘れず、少しでも早くこの病院の戦力になれるよう日々精進していきます。この初期研修の2年間で、ある程度の自信と根拠を持ち、またいろんな方との連携をうまく取って医療を提供できるような医師になりたいと思います。
香川県高松市出身、帝京大学医学部卒です。大学では熱心な方ではないですが、ゴルフ部に所属していました。趣味はダーツ、映画鑑賞です。
僕は出身地も大学も愛媛県ではないのですが、四国内での研修先の候補を探していたときにHITO病院の存在を友人に教えてもらい、ホームページを見て四国にこんな綺麗でおもしろい試みをしている病院があるのだと興味を持ち、病院見学でアットホームな雰囲気を感じてHITO病院で研修してみたいと思いました。また、診療科間の垣根が無く、診療科をまたいで経験ができるということも魅力に感じました。
将来は、まだ確定ではないのですが、形成外科に進みたいと思っています。そのため、縫合やいろいろな処置の手技に力を入れたいと思っていますが、きちんと内科的な研鑽も積んで人から頼られるような医師になりたいと思います。
福岡県の田舎出身、岡山県の川崎医科大学を卒業です。大学では、軟式テニス、美術部、ストリートダンスをやっていました。硬式、軟式テニス、海釣り、洋楽(Black hip hop,jazz etc)が主な趣味です。
研修先病院に選んだ理由は、①大学病院でないこと ②救急対応が多く学べる場所であること ③知らない土地であることの3つです。
救急車の総数は大病院と比較すると決して多くないかもしれませんが、研修医が多い病院だと自身で担当できる患者数は多くないはずです。その点、ここは1年目の研修医が3人しかいないので、1人当たりの患者数が多くなることが利点だと感じました。
違う県で働く事が新鮮で良いと思っていたこともあり、縁もゆかりも無い四国を選んだ理由の一つです。
2年間で3つを優先的に身につけたいと思っています。①救急対応を1人でできること ②縫合を綺麗にできること ③主な病気に対して、診断・検査・治療を1人で判断できるようにすることです。
私の父親が福岡の方でやっている訪問診療の実態を勉強出来るのも私にとっての魅力のひとつです。
沖田(以下 沖):5年生の夏ごろから合計3か所病院見学に行きました。その中のとある病院には特に何度も見学に行っていて、実は臨床研修先もほとんどそこに決めかけていましたが、そのあとHITO病院に見学に来て「ここにしよう」と思いました。
村川(以下 村):僕は6年生の時に松山の病院を2か所見学に行って、HITO病院には実習で1回と見学で1回来ました。多職種が協同する姿や楽しそうな雰囲気はその時から印象に残っていました。
長尾(以下 長):私は4年生の夏にレジナビに参加したのが初めてで、5年生の時には地元(県外)の病院を2か所見学して、就職説明会にも行きました。6年生になって愛媛県内にすると決めてからも、わざわざ見学には行かずに気になる所は全て実習で回りました。HITO病院もいろいろと回ったうちのひとつでした。
村:僕は元々地元の病院で研修しようと思ってたんですけど、HITO病院での実習や見学の中で「多職種の連携」が見えて楽しそうだったことと、人事の方に熱心に声をかけていただいたことで気持ちが動きましたね。連絡はとてもマメにいただきましたよ。あとは、実習に来た時にはなかった耳鼻科が、去年開設されたことも大きいです。耳鼻科に少し興味があって、実習の時は「ないのか~」と思っていた分、「これはHITO病院が僕を呼んでる」と思って嬉しかったですね(笑)
長:私は最初は大きい病院がいいのかなと思ってたんです。診療科ももっと揃っている方がいいかなとか。でも実際HITO病院に実習に来てみると、診療科が少なくても特にデメリットを感じなかったんですよね。先生方もとても熱心に指導してくださいましたし、意外にたくさんのことを学べそうだなと思ったんです。
村:HITO病院では先輩たちの姿を見ていても、自分で考えて、手技もしっかりと自分でされてるんですよね。1年後僕たちもこうなれるのなら、この病院で安心してスキルアップしていけるかなという気持ちもありました。
長:確かにこの2カ月見させていただいた中でも、井原先生・矢作先生(先輩研修医)もやりがいを持って生き生き働いてるのが分かりますもん。あちゃー、良い事言っちゃったー!(笑)
村:職種や科と科の間の垣根も低いし、雰囲気もいいよね。
沖:そうそう。僕らも医者のコミュニティの中で勉強してるんじゃなくて、HITO病院っていう大きなコミュニティの中にいる、っていう感じがする。
長:いずれは専門を決めて学んでいくことになるので、その時には珍しい症例とか症例数が多い病院の方が~とか思いますけど、初期研修中はいろんな科のことも多職種のこともチーム医療のことも横断的に知りたいと思っていたので、それがこういう柔軟な環境の中でしっかりと学べるというのが私にとってはかなり決め手になったと思います。
沖:僕はドクターヘリの見学に行った時に、その教室の先生からHITO病院を猛プッシュされたんですよ。その時ここで研修してたはずの矢作先生より、その先生の方がHITO病院をお勧めしてくださって(笑)。それで興味持って病院見学に来たら、建物はきれいだし、スタッフの雰囲気は良いし、自分で何でもできるし、これはHITO病院いいな!と思ったんです。
村:やることも沢山あるので忙しいですが、学生の時とは違って実際に患者さんに何かをしてあげられるというのが大きな喜びになっていて、「大変」よりも「楽しい・嬉しい」の方が勝ってますね。
沖:検査や処置も自分でできるので、学べる楽しさだけじゃなくて、医師としての自覚というか、責任感もここ数カ月でかなり湧いてきたと思います。でも先生方もやらせてくれるけどほったらかしているわけじゃなく、きちんと見て、聞いてくださっていて、フィードバックも適宜しっかりとしてくださるので安心して学べています。
長:研修医の数が少ないのもいいのかもね。どの先生も私たちの顔と名前は覚えてくださっているし、話しかけてくれる先生も沢山いて、見守られている感じがします。
沖:あとスタッフの方たちが、僕らにも色々相談してくれるんですよ。もちろん今は指導医の指示を仰ぎながら対応してるんですけど、本当に連携が取りやすいというか、コミュニケーションが密にできることがとても良いと思っています。
沖:印象に残ったって訳ではないですけど、プログラムが自由な分、自分の中では「2カ月でここまでできるようになろう」っていう目標を立てていて、それが達成できたのが嬉しかったです。
村:僕は、研修が始まったばかりの頃、予定の中に「エコー」と書いてあって、最初は見学だろうなと思いながら行ったら「はい、やってみよう!」って言われたことですかね。印象的というより衝撃でしたね(笑)これは勉強頑張らないと!という気になりました。
長:私も4月の最初の方に循環器で病棟を回ってる時に、突然「部屋を回って患者さんとコミュニケーションを取ってくるように」という指令をいただいたんです(笑)。先生の後ろで見学するだけじゃなくて、そんな風に患者さんと関わる時間を初めから持たせてもらえて嬉しかったですね。
沖:同期とは職種問わず結構飲みに行ったりしますね。たくさんいますけどみんな仲が良くて、11Fのレストランで会ったりすると一緒にご飯食べますし。
村:みんな若くて明るい人たちばっかりなので、元気もらえますよ。
長:病棟なんかで人探ししてる時も、同期にこっそり聞いて教えてもらうんです。仲間が多いので助かります(笑)
村:国家試験に向けた勉強で今とても大変だと思いますが、研修が始まったら座学では学べない事をまた一から勉強し直すことになります。学び続ける熱意を常に大切に持ち続けることが重要だと思います。僕も含めて(笑)
長:研修病院を選ぶ時に、規模が大きい病院や有名病院が気になることもあると思いますが、私は「国試受かって、早くHITO病院で働きたい」と思っていたから勉強が苦しいときもモチベーションを保てていました。なんとなく人気だから、とか研修医がたくさんいるからじゃなく、実際に見学や実習をしてみて、本当に「ここで研修したい」と楽しみにできる所を選ぶことが大切なんだと思います。
沖:僕も似てるんですが、「やらされてやる」だけのことは長く続いていかないし、「忙しくこなす」だけだと勉強にならないと思います。病院の規模や知名度だけで選ばず、身の丈に合う所というか、自分のキャパシティの範囲内で、できるだけたくさんのことができる病院を選ぶのがいいんじゃないかなと思います。
日々是精進の心で一つでも多く学び、少しでも早くHITO病院の戦力になれるよう力を尽くして医療に取り組んでいきます。チーム医療の一員として笑顔で頑張ります。
この2年間、前向きに「積極的な研修医」でありたいと思います!医師を志した初心を忘れず。自分のやりたいこと、なりたい姿を目指して誠心誠意頑張ります。
これまで多くの人に支えられ、夢である医師になる事ができました。HITO病院が掲げる「いきるを支える」を臨床を通してしっかりと学んでいきたいです。これからは医療を通じて多くの人を支えられる医師になります!
そうですね。…
そうですね。最終的にはHITO病院も含めて4つの病院で迷っていました。しかも、他の3つと比べるとここが一番小さい病院だったんです。それも圧倒的に(笑)。他は3つとも大阪の病院で、1,000床越えてましたからね。でも僕が愛媛大学なのでHITO病院のことは前から知っていて、6年のときには地域実習で2週間ここに来させてもらってたんです。…
そうですね。
やっぱり研修医の数が2名と少人数だったので、「手技を沢山経験できそう」と思ったことが一番ですかね。
研修医を沢山受け入れている大きな病院では、なかなかチャンスに恵まれなかったりもしますし。だから逆にHITO病院の規模でもし研修医が5人いたら選んでないわけですけど(笑)
ほんとにそうだと思いますよ。
んー、それが結構思ってた通りで、いやむしろ「思ってたより色んなことができるな」って感じで、嬉しかったんですよね。手技に関しても、かなり沢山経験できてます。まず今みたいに、先輩研修医の井原先生と吉本先生が二人とも協力型病院に研修に行ってて、研修医が僕一人っていうこの状況も、全く想像してなかったですから、まさかの展開じゃないですか(笑)でも、だからこそ今は何かあったらすぐ僕を呼んで下さるんですよ。これはほんとにありがたいことですね。全部ですからね。完全にチャンスです(笑)
そうですね。忙しいです。大変といえば大変ですけど、それを求めて、「手技をたくさんしたい」と思ってここを選んだので、嬉しいとか楽しいという方が勝ってますね。求めてたことができてるので。最高ですよ。
やっぱり若干の偏りはありますかね。まず地域柄若い人が少ないですからね。ご高齢の方の抱える疾患って似通ってきたりしますし。でもその部分も、いつも呼んでもらえる環境が功を奏していて、救急もいつでも診させてもらえるので、結果的に様々な疾患を経験できています。
そうですね。一番大きいと思いますよ。
その質問ね、説明会に行くと、学生の方にもよく聞かれるんですよ。でも正直答えようがないんですよね(笑)プログラムってどれのこと?って位、自由ですから(笑)例えば内科3カ月やって、麻酔1カ月、救急3カ月でそこからは自由、みたいに、一応期間のくくりはあるんですけど、救急にいる時も他の診療科に呼ばれたら行くし、その逆もあるしっていう感じなので、正直「プログラムをこなしてる」っていう感覚は全くないんですよ。きちっと決められた内容を、順にクリアしていきたい人もいるかもしれませんけど、僕はどちらかというと自由に何でもやりたいタイプなので、ありがたいですね。でもそれを人に説明するとなると困っちゃうんですよね(笑)「どんなプログラムなんですか?」って聞かれても「自由です。以上。」みたいな(笑)
でしょ?結構すごいことですよ(笑)研修先で迷っていた他の病院は、全部ガチガチに決められてましたもん。研修医が15人いたら、診療科をローテーションするようにあらかじめ15パターンのプログラムが用意されてて、選択期間以外はほんとにその診療科しか診られないようになってました。そこも当院との大きな違いでしたね。
やはり何と言っても当院は「仕事がしやすい環境」だと思いますね。まず、先生方だけでなく看護師さんやリハさんまでもが僕の名前を覚えてくれてるんですよ。これも研修医が少ないからということもあるかもしれませんが、元々職種間の垣根が低いというか、分け隔てがあまり無いというか、一体感があるんですよね。こちらが分からなくても、色んなスタッフが名前を覚えてくれて呼んで下さるので、仲間として迎えられてる気がして。そうすると、僕もお願い事をしやすくなりますしね。働きやすいですよ、本当。
先生たちもフランクに話して下さる先生が多くて、相談もしやすいです。ほんとにこの環境は自慢できると思うんですよ。他病院で研修してる同級生の話なんか聞くと、やっぱり気を使い合うじゃないけど、あまりコミュニケーション出来ないっていう所も少なくないみたいですし。職種間とか、研修医と上の先生方の間には、どうしても壁というか隔たりみたいなものはあるみたいですから。
うーん、なんでしょうね。言い方は悪いですが、「勝負が早い」所でしょうか。短時間の間に集中的に処置をして、その対応で全てが変わるじゃないですか。一瞬の判断が必要な時もあるし、ミスが命に直結する可能性はいつもありますから、責任も大変なものですけど、それが逆に燃えるんです。搬送されてきてから1時間2時間の、その一番大切な所で命を守れるというのに惹かれるんですよね。
そうですね。やっぱりずっと言っているように、研修医が少ないので搬送の受け入れから診察、検査オーダーや縫合などの手技まで「全部自分でできる」ことが大きいですね。特に救急なんて、どれだけ経験しておくかが大切だと思いますので。実践力が付くのは本当に大事ですね。症例の数や重さで言うと、人口も若い人も多い都会にはどうしても及ばないですが、結局それも自分で経験できないとあんまり意味がないですからね。
まさにその通りで、高齢者が増えてくることが予想される中で、高齢者の疾患を何度も何度も診られるというのは大きな利点ですね。ある意味「あ、またか」と思えるくらい診られるので、まさに対応力に直結しますよね。「これだったらこうだな。次はこれがいるな」とある程度判断できるところまで学べるのは、貴重な環境だと思います。
目標ですか…。そうですね、今はまだ、上の先生に聞かなきゃいけないことばかりなんです。例えば処方においても、言われてから「あ、そうか」と思いつくようなことが多いですけど、それが自分から引き出せるようになりたいですね。実際に自分の判断で全てやることはないにしても、せめて提案できるようにはなりたいです。あとは手技をもっと経験して、磨いていきたいですし、来年はプログラム的にも必修が終わってフリーになるので、もう一度色んな診療科を回りたいです。
だってほら、この病院はどの診療科にいても救急は呼んでもらえますから。だったらここで経験できる全ての診療科を、もっと深く学びたいなと思ってます。
ありがとうございました。
A.(井)とても良いの一言につきます!…
A.(井)とても良いの一言につきます!医師以外の職種の方との関わりはあまり想像していませんでしたが、HITO病院は職員の垣根が低くてフレンドリーです。実際に働いてみて、この関係性がチームワークやアットホームな雰囲気を作っているんだと感じました。…
A.(吉)院内ですれ違ったスタッフ同士が挨拶を交わすのが当たり前の感じが良いですね。やっぱり働きやすさにも直結しますよね。とにかく病院全体で研修医を育てようとしてくれるところと若いスタッフが多いので活気がある点がとても魅力です。…
A.(吉)一人ひとりの希望を聞いた上でカリキュラムを柔軟に組んでもらえる、研修医にとっては大変ありがたい体制になっています。貪欲に求めれば求めるほど与えられるというすばらしい研修環境ですが、これは少数だからこその強みかと思います。それに皆さん体調も気遣ってくれて、女性にとって働きやすい環境にも感じますね!
(井)研修中ではあるけれど、多くの人たちが自分たちを必要としてくれて戦力と考えてくれます。
なので自分たちのモチベーションも上がりますし、やらされ感というのはないですね!
A.(井)これは医学部生の皆さんが不安に感じていることの一つでしょうね。当直は月4回程度入っています。当直では外傷・脳卒中・心疾患などの一刻を争う患者が多く運ばれてきますので、実践的な臨床能力が身につきます。
A.(吉)他の病院がわかりませんが、暇ではないですね(笑)ただ、メリハリのきいた形で休む時は休み、動くときは動くといった感じです。
とにかく毎日たくさんの刺激や感動や反省があり充実していますよ。
自身の成長を感じられている点が、やりがいを感じるポイントかと思います。
A.(井)本当にあっという間の一年間でした。指導医始め、どの科を回っても自分たちをサポートしてくれ応援してくれる病院の雰囲気、スタッフのおかげです。
A.(吉)私は最後の最後まで悩んでHITO病院を選びました。やっぱり最後の決め手は「ひとを診る」医療を学びたかったから。
当院なら総合的な臨床能力と他職種と行うチーム医療の双方を身につける事が可能です!!まずは病院見学をオススメします!
HITO病院に入職してはや2年が経ち、臨床研修も修了しました。
私がHITO病院を選んだきっかけは、”ヒト”の繋がり=”縁”です。…
大学の地域実習で初めてお会いした際に、熱意をもって誘ってくれる先生たちや人事課の方の想いに義理を感じ、この病院に来ました。そして入職してからもたくさんのヒトにお世話になり、たくさんの素晴らしいヒトに出会いました。
熱心に誘ってくださった院長先生を始め、ユニークで熱い先生方、サポートしてくださる看護師や医療クラークの皆さん…。
挙げきれない程たくさんの方々に非常に良くしていただきました。
誰一人として私を「あの研修医の先生」と呼ばない。顔と名前をみんなが覚えてくれ、仲間として私を必要としてくれる。それは大きな病院ではなかなか難しく、しかし実はとても重要な環境だったと実感しています。
「大勢の中の誰か一人でなく、『あなた』に来て欲しい」と、求めてくれる環境で働くことの喜びと、その責任を体験することができ、とても幸せな2年間でした。私がこの先、どこに行き、何をしようと、医療者としてのすべてのルーツがこの四国中央市とHITO病院にあることを、誇らしく思います。
卒業して大学の内科教室に入局した時にはこれから何を専門にするか決めかねていました。そこで出会った6年先輩の循環器の先生が鮮やかにカッコよくカテーテルをやられる姿を見て循環器への興味が大きくなり、卒後3年目から国立循環器センターのレジデントに応募しました。
レジデント時代はスタッフ指導医から学ぶことよりも1~2年先輩の先生から学ぶことの方が多かったように思います。夜遅くまで病棟や医局で議論をして研鑽を深めることができました。出身大学も経歴も異なる色々な先生がいて、医師としてのキャリアパスを考える上でも影響されることも大きくありました。良いところは真似をするし、ダメなところは反面教師とする、そういう判断もできるようになります。
HITO病院にも出身大学、年代、経歴が異なる先生がおられ、画一的でない指導が受けられるのが強みになっています。ハード面での研修環境も実に充実しています。2年間の研修はあっという間です。日々是研修!Good luck!
医師として新たな人生が始まるにあたり、もうすでに将来の人生設計ができている方から、まだ自分がどのような医療に携わりたいのか悩んでいる方まで様々だと思います。さて、これから求められる人材とは、どのような人材なのでしょうか?10年後、20年後の医療を想像し、進むべき道を選択する必要があります。近年、患者さんを総合的に診療できるgeneralistの育成が重要視されています。初期研修の2年間、基本的知識・技術を身につけることはもちろん大切ですが、患者さんを全人的に診る能力を身につけることも大切な研修ではないでしょうか。「いきるを支える。」私たちのモットーです!一緒にがんばりましょう!
医師は一生学び続けなければならない職業である。学べば学ぶほど知識も技術も確かなものとなり、多くの患者・家族にとって救いとなる。生涯学習の第一歩を踏み出す場として、HITO病院は理想的な環境である。専門分野やキャリアが多様な人材が揃っており、各科の風通しが非常に良く、ICTを中心とした働き方改革にも積極的に取り組んでいる。未来の名医達にネルソン・マンデラの言葉を送りたい。「成功するために大切なのは、どこから始めるのかではなく、どれだけ高く目標を定めるかである。」ぜひ、私たちの仲間に加わっていただきたい。