リハビリテーション部

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リハビリテーション部





基本方針

  • 常に高水準の専門的知識と技術の習得に努め、これを実践に活かします。
  • 患者さまの立場に立ったリハビリテーション・サービスの提供を行います。
  • 治療・訓練における安全管理に配慮し、改善対策を行います。
  • リハビリテーションチームの一員として、他の医療従事者と協力し責任を果たします。

リハビリテーション部の特徴

75名(理学療法士38名 作業療法士24名 言語聴覚士13名)のスタッフでリハビリの専門性向上とともに、土・日・祝日を含めた365日体制で、患者さまの早期の在宅復帰を目指し、入院生活の充実を図ってまいります。



リハビリテーション部の取り組み

入院してから在宅に帰る過程の中で、早く安心して帰るためには、情報収集に基いた集中的な訓練が必要になります。
リハビリテーション部では、下記の図のような様々な取り組みを実践しています。また、地域の皆様の健康を保つために、体操や勉強会も行っています。

「急性期から在宅まで」を基本方針に、連携の取れたチーム医療で

患者さまとご家族の「○○したい!」を応援します!


   

   



帰りたい




予後予測・目標設定

より早期からの予後予測や目標設定が行えるよう画像診断に基いたチームカンファレンスや多職種で今後の方向性を協議しています。




家屋調査・外出訓練

家屋調査
家に帰っても困らないように、家屋の環境を調査し、段差や移動する動線、屋外の状況などを確認します。
その調査を基に、段差の昇降や浴槽への出入りなど生活するためのリハビリ内容も検討します。また、家屋自体の段差解消、手すりの位置、福祉用具についてもアドバイスします。
◎平成29年度 家屋調査件数67件

外出訓練
病棟での生活が自立してきた時や家に帰って生活ができるか不安な時には、リハビリ専門職が自宅に同行し動作を確認します。
その後、退院後の実生活に近い形でリハビリを行います。
◎平成29年度 外出訓練件数43件







生活訓練

集団リハビリ

作業療法士たちが1カ月に1回程度、集団で様々な活動を計画、実施しています。
作業を行うことで体を動かすことは楽しい、または動かすことができる喜びが共感できます。認知症の院内デイにも作業療法士が参加し楽しく作業を行えるようにします。
地域包括ケア病棟では・・・
週2回(30分)、2~3名程度の少人数に対し、リハビリ専門職1名・看護師等1名の体制で、「日常生活の向上」を目的に集団リハビリを行っています。他の患者さまが頑張っている姿をみることで、賞賛しあったり、「自分も頑張ろう」と意欲的になられる患者さまもいらっしゃいます。
また、夕食後から就寝までの空き時間に、同じ病室の患者さま4名とリハビリ専門職1名で体操を行っています(週2回)。就寝前に体を動かすことで、生活リズムを整えるような関わりを行っています。

協働リハビリ

個別リハビリで身体機能が改善しても、日常生活に活かすことはなかなか難しいものです。当院では、リハビリで回復してきている機能を病棟生活場面に活かすために、リハビリスタッフが個別リハビリ以外にも短時間で排泄、歩行などの場面に介入しています。
その特徴として、リハビリスタッフ、多職種、ご家族が集まり、患者さまの能力を引き出すための指導・情報共有を行っています。

生活場面でのリハビリ

訓練にて向上した能力を、できるだけ早く病棟での生活で活かせるように、朝の日常場面や夜間の歩行場面に介入しています。
早朝から個別で更衣、洗顔、トイレ動作などの個々にあった身支度に介入し生活リズムの構築、自分のことが自分でできるよう支援しています。





情報提供(介護老人保健施設アイリスとの情報交換)

院後も安心した生活が送れるように、退院前には在宅系サービスの担当者と情報を交換しています。





退院後訪問

入院中に立てた生活が行えているか、困っていることはないかを確認するために、必要に応じて退院後1か月程度で担当のセラピストが自宅を訪問しています。
困っていることに関しては、適切な助言や、多職種への情報提供を行い、より良い生活が送れるように支援をしています。
麻痺があっても、工夫することで洗濯や料理を行えるようになる場合もあります。


地域全体の医療・介護の質を上げるために

地域の医療職・介護職の方へ(元気でいたい)



1.いきいきスマイルプロジェクト

市内の公共施設をお借りして期間限定で骨折などの予防をテーマに体操教室を行いました。
平成29年度は11月~1月に各施設で3回ずつ開催し、総勢140名と、多くのご参加をいただきました。
(実施場所:川之江老人憩いの家・生きがい研修センター・HITO病院)




通信簿(例):継続して参加された方にはレポートをお渡しし、体の変化をお伝えします。




全体の変化:参加者の皆さまの頑張った結果です。







2.院内ロコモ教室

   

ロコモーティブシンドロームはご存知ですか?
年齢をかさねるごとに体の機能(筋力・バランスなど)が衰えていきます。その結果、歩いたり、移動する能力が低下した状態のことをロコモティブシンドロームと言います。当院ではこのロコモティブシンドロームの予防に向けた教室を実施しています。


 


ステップ課題

左下の図で示す番号順に、右のステップシートに合わせて右足から交互に足踏みをしていきます。
通常、2つ以上(たとえば目的地へ移動しているときに声をかけられる・お茶を運びながら敷居をまたぐなど)の複雑なことをしようとしたときにミスをしやすくなります。そのため、数字にあわせて(考えながら)足踏み(バランストレーニング)を行うことで、転倒しない体づくりを目指しています。







3.リハケア勉強会

四国中央市内の医療と介護の連携を深めることを目的とした勉強会です。
職種の垣根を越えて、利用者様のケアやリハビリに関する日ごろの悩みや疑問を何気なく話せる、そんな交流の場として勉強会を企画いたしました。
地域の医療職・介護職が一体となって、最新の治療や技術、知識を学ぶことによって、地域の皆様が受けられる医療・介護の質も向上すると考えています。4年間(15回)の実施で273名のさまざまな職種の皆様にご参加いただきました。



実施風景:当院のスタッフと普段の困ったことなどの相談も受けております。

車いすをどのように活用すれば、患者さんの残された力で食事や普段の生活能力を最大限までいかせるかを考えました。

介助が必要な患者さんをどうすれば楽に起こせる(座らせる)か、またそうした毎日の関わり自体がいかに機能を改善し、患者さん自身の力で動けるようになるための支援に繋がるかということを考えました。

その他の取り組み



機能訓練

HAL®(Hybrid Assistive Limb®)自立支援用(単関節タイプ)

「HAL®自立支援用(単関節タイプ)」は左右1セットを有しており、脳血管疾患の患者の手やひざの人工関節置換術後の膝を曲げ伸ばしする能力を改善させるためにリハビリの中で用いています。



IVES(随意運動介助型電気刺激装置)

運動麻痺や筋力低下などで動きにくくなった手・足の運動を、電気刺激によってサポートする治療法です。
脳からの運動指令によって生じる筋肉の活動を電気信号として読み取り、弱まった運動指令を補うように麻痺のある筋肉に電気刺激を与えます。当院では主に脳外科疾患の急性期より使用を検討し、上肢の麻痺に対してリハビリを行っています。
適応:出血や脳梗塞などの脳血管による運動麻痺/骨折や靭帯損傷などの運動器疾患の手術後に生じる筋力低下

  IVES

SRソフトビジョン

耐圧分散器:座位や臥位姿勢で、ポジショニングが行えていると一見思える場合でも圧がかかる部分が偏っていることがあります。SRソフトビジョンを用いることで、実際に体重がどのようにかかっているかを視覚化することが出来ます。これを活用し、明確な基準のもと、褥創の予防や、適切な車椅子に座る姿勢の調整を行い、食べやすい姿勢をとれるようにしています。







生活訓練

コミュニケーション

言語聴覚士が、失語症者の「伝えたい」という思いを叶えるために、個別リハビリに加えて集団訓練を取り入れています。
グループ訓練では、2~4人の患者様で一緒にリハビリを行い、様々な手段を用いながら、多様な人とのやりとりを行う訓練を実施しています。(写真は実際の場面を模擬的に表現したものです。)
CIAT訓練(Constraint-induced aphasia therapy)は、CI療法を失語症治療に応用した訓練です。顔が見えない相手に、言葉のみで情報を伝えたり受け取る訓練です。