加齢性難聴

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加齢性難聴とは

個人差はありますが、人は年齢を重ねることで難聴を生じます。会話がしづらくなるとコミュニケーションに支障をきたし、社会生活のあらゆる面において質を下げる大きな要因となります。
近年では認知症のリスクファクターであることも分かり、早期対応が必要な社会問題になっています。




症状

加齢性難聴には大きく分けて二つの特徴があります。
一つは高い音から徐々に聞こえが悪くなっていきます。そのためアラームやチャイムの音に気付きにくくなります。
もうひとつは弁別能の低下といわれるもので、音は聞こえるけれども、その言葉の内容が理解しにくいという特徴をもっています。特に集団下では会話を聞きとりにくくなります。



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検査

純音聴力検査で現在の聴力を評価するとともに、語音聴力検査で弁別能を調べることも有用です。
その他の耳疾患を除外するために画像検査も行われることがあります。



治療

加齢性難聴は加齢による変化であり、改善することは困難です。そのため予防が大切になってきます。
日本では敬遠されがちですが、早期から補聴器を使って耳への刺激を行うことで、進行の予防につながる可能性があります。詳細は 難聴と補聴器について を参照ください。
日常生活に支障がないようであれば、定期的な聴力検査で経過をみながら、進行状況に応じて適時対応していきます。