食べる

外来・診療のご案内 menu
HITO病院 menu close
  • 看護部
  • 採用情報
  • mail
  • map
  • facebook
  • twitter

x 閉じる

「食べる」ことは生命の維持だけでなく、生活をしていく中での楽しみの一つです。また、自宅に退院するために、患者さまやご家族が最も獲得したい!と思う機能の一つです。

当院では、患者さまの「口から食べたい!好きなものを食べたい!」の実現のために、様々な支援を行っています。



嚥下内視鏡検査(VE)

耳鼻咽頭科と協働し、VE検査を実施しています。
鼻から鼻咽頭ファイバーを挿入した状態で、水や食べ物を摂取し、飲み込みの観察・評価を行います。
患者様の負担が少なく、嚥下機能を視覚的に評価することができます。

嚥下造影検査(VF)

嚥下障害がある患者様に対して、嚥下造影検査(VF)を実施しています。
造影剤を混ぜた水や食べ物を実際に食べていただき、飲み込みの一連の流れをX線透視画像として撮影します。
検査結果から経口摂取可能か判断したり、誤嚥しにくい体位や食事方法を検討しています。

バイタルスティム

誤嚥性肺炎・脳卒中等により、嚥下障害があらわれた患者さんの早期の経口摂取獲得を目指し、バイタルスティム(電気医療機器)を導入しています。バイタルスティムは、筋肉に低周波を流すことで、飲み込む運動に必要な筋力の向上を目的とする機器です。ゼリーを食べる時や嚥下体操など様々な場面で動作をしながら使用することもできます。

摂食・嚥下チーム

患者さまが「ずっと・安全に食べられる」ことを目標に、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士で摂食・嚥下チームを作っています。
食事で困っている患者様に対し、動画を用いた症例検討会を実施し、問題点の明確化と治療を協議しています。
介護老人保健施設アイリスのリハビリスタッフもチームに参加しており、当院退院後も継続して食事が摂れるように、症例検討や申し送り方法の検討を行っています。検討した内容は、病棟での回診でも共有し、生活場面へも活かせるように連携しています。

NGチューブ抜去率・・・対象21名 達成者17名 80.9%





言語聴覚士(ST)嚥下症例検討会

月に一回ST内にて、嚥下症例検討会を実施しています。
者さま・ご家族のご意向に寄り添いながら、食事につなげられるようにリハビリ内容を検討しています。
患者さまの情報をスタッフ内で共有し、若手スタッフでもリハビリをスムーズに進めていけるように、指導も行っています。